読書(生活編)
昨日の夕方から旦那さんは当直で不在だったので、両親に来てもらって食事と長女の相手をしてもらいました。
今日の朝、また来て長女を保育園に送ってくれます。本当にありがたい、、、
それにしてもうちの長女、元々そんなに活発なほうではないと思うのですが、母がくると野生動物のように奇声を発してトランス状態になって遊ぶのはなんでだろう。
一昨日は一日でバナナを4本食べたけれど、もはや猿に近い状態。(バナナは野菜カウントなのでいくら食べてもいいルール、見直すべきか)。
母が帰ると5分で寝ました。
今日は、読書について。
元々、生活に関する本は好きでよく読むのですが、そのなかでも特に好きな人の本を御紹介します。
安静中に読んだというわけではなく、手元において何度も読み返している本です。
まずは、石黒智子さん。
この方の生活からは、きちんと、を通り越してほのかに狂気を感じてしまいます。
もののサイズを細かく計測するのはもちろん、石黒さんは重さもはかります。
シーツ一枚とっても、重さや耐久性、布端の処理から乾きやすさを検討して選ぶ。
家電については消費電力とコンセントの関係性を図で分析。
DIYもガンガンします。
女性的な家事ではなく、どことなく男性的なマニアックさを感じさせつつ、出来上がったおうちはとても住み心地がよさそう。
昔の本と、比較的新しい本では石黒さんの生活スタイルも少し変化していますが、根底に流れるこだわりは一緒です。
興味を持たれた方は、何冊も読むと内容に重複があるので、どれか1~2冊読むといいと思います。
次は、ドミニック・ローホーさん。
私はミニマリストに憧れがあるのですが(いまのところ憧れのみ)、やりすぎてシンプルすぎて空虚、無機質な感じになってしまうのも、なんだかさみしい。
ドミニクさんの生活からは、一貫した「美」を感じます。
最初に読んだこの方の本に、「天使は軽いものが好き」というようなフレーズが繰り返し出てきて、
天使、、、
と、ちょっとひいてしまったのですが、気にしなくて大丈夫でした。
この方も結構内容に重複がありますので、どれか一冊。
次に、少し昔の方ですが、まだ鮮やかに思い出せるくらい感銘を受けた人、佐藤雅子さん。
こんなふうな綺麗な日本語、今書ける人はどのくらいいるのだろう。
根底にある教養の深さ、慎み深さと共存する強さ、いい意味での女らしさを端々に感じます。
家事、とひとことでくくるとはみでてしまう職人技。
そして旦那さんに対する愛情と尊敬の念の深さにも感動します。
ちなみに、私も旦那さんのことはとても尊敬しているし結婚生活も楽しいのですが、私自身に深い教養や慎み深さや女らしさが欠如しているので、全く違う夫婦に仕上がっています。
最後に、実生活にはほとんど参考にならないけれど、こだわりに満ち満ちた耽美的な生活を送っていた(実際は違うらしいけれど)、森茉莉さん。
大学生のころ、一番読み返した本です。もうボロッボロ。
森茉莉さんの本は、小説も含め他にも読みましたが、他のものはあまり好きではなくて、この一冊だけが大好きでした。
上の3人に森茉莉をミックスしたら、それは収拾つかなくなるな、というのが現在の私の生活です。