ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

仕事と家事と育児を欲張る形成外科医

日記~当直室の思い出~

また一睡もできませんでした。目を閉じて1時くらいまでじっとしていたけれど諦めて、おなかが張ってきたので眠前のリトドリン(張り止め)を飲みました。その後からどうにも息が苦しくて身の置き所がなくなり、なんだろうなんだろうと思っていたんですが、単にリトドリンの副作用でした。脈も速くなっていたし。

ケータイやパソコンは余計眠れなくなりそうだったので、また英語でシャーロックホームズを聞いていました。子供用の本なのに聞き取れても意味が分からない単語もたくさんだ。2時間くらい聞いてそれでも眠くならず。

それで諦めてケータイを開き、前々から気になっていた勝間塾(勝間和代さんのコミュニティ)に入塾しました。とにかくこの停滞期を有意義なものにしたい欲が渦巻いています。さてどんな感じだろう。

 

こうなる(自宅安静)前は何か新しいことをしたくても、平日は日中手術と外来というずらせない予定に追われ、昼休みとお迎えまでの時間は書類仕事に追われ、帰ったら家事育児のあと疲れ果てて寝る、という生活で他の勉強をする時間がやりくりできませんでした。大学病院勤務の時は夜のカンファレンスなどで拘束時間は長いのですが、人が多いので仕事が分散されており外来も手術もない日があるため、今考えるとその時こそ他のことができたのでした。月10回くらいあった当直先でも時間はとれました。ただ、こんな状態にでもならない限り、やりがいもあるし、継続的に勉強も必要な仕事なのでもうそれだけで満足して他のことまで積極的に取り組もうと思いませんでした。時間が決まっているような習い事も、不定期のカンファレンスや緊急手術なんかで半分くらいしかいけなくなってくると自然と足が遠のいてしまいます(最初の頃英語とベリーダンスを習っていました)。

余談ですが、大学勤務の時は当直は月10回位あるので(大学の給料がめちゃくちゃ安いから。科によっては0の人もいる)基本的にはまとまった時間眠れるくらいの忙しさの病院が多いのですが、部屋が良くないところが結構あります。

断トツにいやな病院は、

・当直室の中は高齢者が多い病院特有の掃除した後の排泄物のにおい(病室の並びに当直室がある。しかも夜叫ぶ認知症の人たちのお部屋の近く)と、当直室の中で煙草を吸う医者がいるため染みついたたばこのにおいがする

・部屋にはゴキブリが出る(ベッドでムカデにさされた先生もいた)

・お風呂はしばらく出さないとお湯が出ない(お風呂は一部の男性医師も嫌がる古さ)

・トイレは室内にない

・棚の引き出しにはエロ本が詰まっている(男性医師が多いので持ち込んで置いていく)。

食事は病院食にラップがかけてある状態で部屋に置いてあるのですが、ラップの上にゴキブリがのっていたこともあり、そもそもとてもおいしくないのでゴキブリが来る前にすぐ冷蔵庫に片付けます。また、夜勤の看護師さんが、何を持ってまわっているのかわかりませんが、夜中に数回廊下の前をガラガラ大きな音を立てて何かを運んでいくので目が覚めます(苦情をいったら、今まで言われたことはありませんという対応でした。周りに聞いてみると他の先生も気になっているけれど言っていないだけだったのでそれも伝えたけれど改善されず)。この病院は、大学病院から近いということと古いお付き合いがあるということで当直回数も多く、土日など、24時間いないといけないことがあり、精神が蝕まれます。当直明けは普通に一日仕事なのでせめて清潔で静かなお部屋にしてほしい。あと、エロ本置いていかないでください。大学の当直室にも置いてあったよ!同じ医局の顔見知りしか使わないのに。

話がそれました。

何かするとしたら、朝早く起きるか(一番現実的)、夜起きていてするか(難しい)、何かをしながらするかになります。今は書類仕事中に英語を聞き流そうとしても、聞き流しで理解できるリスニング力がないので、この安静期間に聞き流しても聞き取れるくらいになればいいけどな~。とりあえずの目標100時間ガンバロウ。

あー、眠くなってきたかも。。。

 

(明け方書いて投稿して昼間に読み返したら、読みにくい&内容がネガティブで少し書き直しました。寝不足の状態で何かするのはよくないですね。)

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