ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

切迫早産自宅安静を有意義に過ごす

読書~はっとりさんちの狩猟な毎日~

 妊娠8か月半になりました。前回妊娠時に母子手帳に「次の時はそろそろ仕事休んだほうがいい」とメモしていた時期です。胎動も激しく、おなかの皮膚もぱつぱつ、息苦しさと動悸、不眠、残尿感、諸々一気に出てきました。

 

旦那さんは私よりは本を読まないのですが、珍しく旦那さんあてに本が届いていたので先に読んでしまいました。

はっとりさんちの狩猟な毎日

はっとりさんちの狩猟な毎日

 

なぜ突然この本なのかはわかりませんが、お友達に医者をしながら山登りをする人がいるので(エベレストとかそういう山)、その人の影響かもしれません。旦那さん自身は、虫が苦手、汚れるのも苦手、寝るなら寝心地がいい自分のベッドが一番という人なのでハードな山登りはしないと思います。そんな旦那さんでよかった。

 家族の中でお父さんがとびぬけて変わっているとき、意外と他の家族は冷静で常識的なことが多い気がするのですが、この家族もそうです。そして、常識的ではあるのだけれど、お父さんが持ち込む非日常をいつの間にか受け入れて一緒に暮らしている。家族の器が大きい。また子供たちが生き物を育てたり食べたりすることについて、自然な受け入れ方をしているところがいいなぁと思いました。

クレイジージャーニーというテレビ番組が好きでよく見ていたのですが、それに出てくる人たちは、自分では抑えようがなく極端なことに邁進してしまう人が多かったと思います。この本のはっとりさんは、「人工的なものになるべく頼らない生活をする」「少年のように自分に正直に生きる、そしてそういうふうに生きているように見られたい」ということを常に意識していて、本人にとっての自然な行動というよりはある種の信念によってそうしている、というところがあるように思えました。冒険家でありつつ思想家の側面が強い印象を受けたのですがどうでしょうか。マツコの知らない世界に出演する人にも、実際の行動が極端なことは同じでも、本物のやばい人と何か理由があって(”極端な行動をしている自分”への依存など)そうしている人とが出ていると感じます。本物のやばい人はただただ楽しそうでいいです。

自分はもうこの便利な生活のほうがいいな、はっとりさんちのことは本で読むだけで満足と思う次第ですが、鹿肉を食べると飛び跳ねたくなるような元気が出る、というところはうらやましい。飛び跳ねるような元気なんて、成人してから湧いてきたことがないです。娘は毎日あきれるくらい飛び跳ねていますけどね。

 

医学生・若手医師のための 誰も教えてくれなかったおカネの話

医学生・若手医師のための 誰も教えてくれなかったおカネの話

  • 作者:Dr.K
  • 発売日: 2019/01/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 この本は本当に何も知らない人向けです。少し勉強してきて、iDeCoもNISAも故郷納税もして、毎年確定申告をしている身にとっては知っていることだけで、さっと読んでおしまい。研修医が読む最初の一冊としてはまとまっていてとてもいいと思います。医者の働き方に関することも出てきましたが、医局に属するかフリーで就職するかについては(医局に属するというのは、大学の●●科に所属して、そこからの派遣で関連病院に勤務するということです。普通の会社員の人と同じようなシステムです。私はそれ。)お金の話だけでは語れないところがあり、そういう考え方もあるなという感想でした。私の妹も医者で医局に属さずに就職しているのですが、それはそれで大変そうです。ただ、医者をしながら投資をするという生活スタイルがどのようなものか(一般的な情報は、医者という職業が少し特殊なため参考にしにくいことがある)をみてみたかったので次の一冊も読んでみました。

 

忙しい医師でもできる Dr.Kの株式投資戦術

忙しい医師でもできる Dr.Kの株式投資戦術

  • 作者:Dr.K
  • 発売日: 2017/06/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 この本は良い本でした。資産運用の話になると、広く浅い本で教科書にはなるけれど現実的な投資の参考にならない、リスクが高い投資に重点を置いている、投資信託の話しかない、というものが多かったので(私が読んだ中では)、この本は堅実な株式投資について細かく書いてあり、株価の見方や、株の評価の方法なども丁寧に書いてくれているので、最初に手に取るのは早かったかもしれませんがいくつか本を読んだ今の時期に読むのはとても面白い内容でした。医者でなくても株式投資に興味がある人にはおすすめでした。

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