読書~破天荒フェニックス~
つ、疲れた。。
一つ解決したら(解決しなくても)また一つ問題が出てきて、一つ解決しかけたら社長がさらに自分からリスキーなことを始めて、話は落ち着く暇がない怒涛の展開で進んでいきます。
医者の仕事では、患者さんとは密にコミュニケーションをとりますが、こんなふうに誰かと対等に渡り合って勝ち取ったり、頭を下げて融資を受けたりということはしないので、たまに企業の営業の方とお話しする機会があるときに名刺交換すら満足にできない自分の社会人としての未熟さを恥ずかしく思うことがあります。この本はそんな私には到底対処できないような局面が目白押しで、ちゃんとそれぞれ解決するのか心配で朝から一気に読んだのですが、どっと疲れました。起業する人達ってみんなこんな感じなの、、、?その中でも特殊パターンなの、、?まぁ、なにはともあれよかったよかった。
そもそも手元にお金がない状態で、信用取引で新しいことをする経験も度胸も私にはありません。それも社員を大勢抱えて。これからもそんな度胸は必要ない状態で暮らしたいと思っていますがその反面、あまりにも前のめりに生きている人の本を読んで、私はこの狭い世界にいるままでいいのかな、と自問自答してしまいました。そして読み終わって、ここまで極端じゃないにしろ多少の身銭を切って新しいことに取り組む柔軟性はまだ持っていたいなと思った次第でした。そういう意味でエネルギーを与えてくれる本ではありましたが、焦燥感が半端ないので疲れてしまいました。
今まで注文した本のうち、小説系は一旦読み終わりました。面白いものほど一気に読んでしまいたくなって疲れる&一日のスケジュールが崩れるので、しばらくは思想関連や実用書などのちょこちょこ読みができる本にしようと思います。