ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

仕事と家事と育児を欲張る形成外科医

日記~入院生活・暇つぶし~

昨日自宅に帰ってきました。

約3か月の自宅安静から、1週間の病室内軟禁+上げ膳据え膳でさらに体力が落ち、退院の荷造りをしたり会計を済ませるだけでぐったり。

病室は静かで、五感を刺激するものが少なく、差し入れ、面会もなしで自宅安静よりさらに私にはつらい一週間でした。高齢出産妊婦には朝晩おなかに血栓予防の注射があり、それも地味に痛くて憂鬱。

その中で暇つぶしでよかったのは、読みなれた料理や雑貨の本(リラックスできる)、片付けの本(退院後の片付けのモチベーションをあげる)、オーディブルの堀江さんのNewsPicksでした(無料ダウンロード分)。

堀江さんは食わず嫌いだったのですが、以前本を読んで少し好きになり、NewsPicksを聞いてさらに好きになりました。言い方の好感度が激低いのと、あまりに考え方が合理的、実践的なため、日々をぼんやり生きている人(私を含む)にとっては曖昧に流せないのでやりずらいというだけで、とても博識だしそれぞれの問題について自分の考えをはっきりいうところは聞いていて気持ちがいいです。頭の回転が速いので、一緒に出演している人のポテンシャルの低さが残酷なくらいはっきりしてしまう恐ろしさ。もちろん対等に話ができる人たちもいましたが、その人たちにとっては専門分野の話で、堀江さんにとっては専門分野外であることが多く、対等に話ができる教養の幅広さに驚かされます。勝間和代さんとの対談もありましたが、二人とも考え方が確立していて、お互いに気を使った物言いも、相手の考えを批判するような意地悪さもないので、言葉のキャッチボールが明快かつ高速で面白かったです。(ただ、堀江さんの影響力があまりに大きいのであちこちでトラブルがある件については、どうにかならないものかと思いますが。トラブルを起こしているのは結局はファン?の有象無象なのでしょうが。)

 

ここでとても役に立ったのが片耳イヤホンです。検温などで頻回に看護師さんが病室に来るのですが、そのノックの音を聞き逃さず、また赤ちゃんがたてる音も聞こえるのがとてもいい。イヤホンをしないという選択肢もあるのですが、リベラルアーツ大学のYoutubeを聞いていたりするので、「あの人朝からお金の話を聞いてる!」、と思われるのを避けるためにイヤホンは必要でした。iPhoneを充電しながら、ミルクやおむつなどのお世話で少し離れても聞こえるのも便利でした。

 

あとはkindleで漫画を読んだり(難しい話を読む体力はない)、ラインのビデオ通話で娘や旦那さんとお話したりして過ごしました。個室にしていて良かった。漫画は前から好きだった峰なゆかさんの漫画を読み漁っていました(アダルトな内容なので苦手な人は苦手かと。私は好き。)。端末がiPhoneしかないので目が疲れました。タブレット、買っておけばよかった。

 

夜はほとんどまとまって眠れないのですが、今朝起きると旦那さんが朝ごはんを作ってくれているところでした。これからも作ってくれるとのこと。何も言っていないのに、素晴らしい旦那さんです。青りんごをむいているところだったのですが、りんごを私のところに持ってきて「ここまだ青い?大丈夫?」と聞くので何のことかと思ったら、緑のところに毒があるジャガイモの知識と混同しているのでした。

 

プライバシーポリシー