ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

仕事と家事と育児を欲張る形成外科医

読書~スマホ脳~と内祝い

息子が生まれてから、方々からお祝いただいたので内祝いを送りました。

娘の時の内祝いには、アトリエうかいのクッキーをおくりました。開けた時の可愛さと少し大人向けの甘さ控えめで個性的な味が好評でした。

https://www.ukai-online.com/imgresize/imageresize.php?image=/images/goods/atelier0000002_1_20.jpg&w=400&h=400

写真はサイトからお借りしました。これは小さいサイズです。

あまり甘いものが好きではなさそうな方には、同じアトリエうかいのサレ缶を送りました。しょっぱい味のクッキーの詰め合わせです。

 

今回はお祝いをいただいた方が前回と違う方々だったので、またアトリエうかいでもよかったのですが、少し年配の方々からいただいたので、ちょっと違うものにしようと思ってこれもまたりっつんブログさんでみた銀座菊廼舎さんのふきよせにしました。

https://www.concent.co.jp/img/L/2205674_L.jpg

缶がかわいく、また綺麗な布で包まれてくるので高級感があります。開けた時の可愛さも喜ばれるかなと。失敗は、自宅用を頼み忘れたので味見ができないことです。贈り物にするときは事前に一度食べてみるのですが、忘れてしまいました。

 

 

スマホ脳(新潮新書)

スマホ脳(新潮新書)

 

 娘がタブレットを離さないのが心配になっていたので、読んでみました。

内容はSNSの害についてが多く、いいね、やコメントに左右されない生活の我が家では心配なさそうでしたが、いくつか日常生活でも気を付けないといけないことが書かれており、参考になりました。以下、いくつか印象に残った部分です。

 

ひとつは、マルチタスクをこなせる人はごくわずかしかおらず、ほとんどの人は集中する対象を切り替えるのに時間がかかったり、それぞれの集中力が弱まったりしている、というところです。仕事上でも家の中でも、同時にいくつかのことをこなして効率化を図った気になっていても、あまり質の良い結果が出ない場面が多々ありました。たとえば英語のリスニングをしながら料理をしているとき、英語も聞き取れていないし、料理も段取りがいまひとつになって出来上がりもあまり良くない、など。自分の集中できる量を過信せず、例えばある程度集中力がいる料理のときは理解しやすい日本語の本をオーディブルで聞き、頭を使わない洗濯物をたたむときなどは英語のリスニングにするなど組み合わせを考えないといけないなと思いました。またそれ以上頭を使う作業の時は二つのことを一緒にしないようにしようと思いました。とにかく英語の勉強の時間を捻出したいのですが、効果がなければ意味がない。

 

もうひとつは、勉強するときや食事をするときなど、たとえスマホを触らずにテーブルに置いておくだけでも勉強の集中力が低下したり食事がおいしくなくなったり、一緒に食べている人の話がつまらなく聞こえるなどの影響が出るというところです。たしかに身近にあると着信のバイブ音がすると少しそちらに気がとられます。仕事上、24時間病院から連絡がある可能性があるので、聞こえないところに置くということはできませんが、離れたところに置いて電話以外は気にならないようにしておく時間をつくるのは良いかもしれないと思いました。娘と話すときもついついスマホ片手のときやリスニングのイヤホンをつけっぱなしの時があるので、無意識に会話がぞんざいになっている可能性があります。子供は敏感だから、気を付けなければ。今でも、紙の本を読みながら返事をしていると、これはこうして!と本を閉じるように言われるときがあるので、子供ながらに手抜きされていることを感じているようです。

 

また夜にスマホを使うときは、画面の明るさを落として、目から離して使うことで睡眠への影響が小さくできるということなのでそれも取り入れました。できるだけ

 

子供に対する対応としては、今まで漫然とタブレットを与えていましたが、基本的に平日は1時間以内、休日は2時間以内と時間を大体決めるようにし、夜はブルーライトカットモードに設定しました。SNSに関してはもう少し大きくなってからのことになりますが、寝る前にはリビングに端末をおくようにする、など最初から決まりを作ろうと考えています。休日はなかなかタブレットなしで時間をつぶすのが厳しいのですが、タブレットの使用時間を30分刻みにして合間に他の体を使う遊びや散歩をいれるようにしました。タブレットを使う前は、おもちゃのお片付けや義務的な用事(お風呂、歯磨き)など、やらないといけないことをやったあとしか使えないよ、という流れにしたところスムーズにお片付けなどができるようになりました。

本の最後にまとめがあるので、その部分だけでも読むと端末との付き合い方が少し変わるのではないかと思います。この本がすべて正しいかどうかはわかりませんが、少なくとも私にとっては日常生活の中での体感として感じていたことと大きく違わなかったので参考になる本でした。

 

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