ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

仕事と家事と育児を欲張る形成外科医

読書~子供の褒め方・叱り方~

昨日の夜はもつ鍋をしました。向かいのお肉屋さんでモツを買ってきて、茹でこぼしてから使ってくださいと言う事だったので1回茹でこぼしたのですが、臭みが取れていなかったので生姜とネギの青い所と酒を入れて1時間ほど煮ました。モツ自体は柔らかくて美味しかったのですが、煮ている時は部屋が動物小屋の匂いがします。旦那さんはそれを知らないのでおいしいと言って食べていましたが、私はその匂いがどうしても鼻に残っていて気になってしまいました。旦那さんは鍋に入っている鳥のもも肉が好きなので、今後おうちではもつ鍋の素を使ってモツは入れずに鶏肉で鍋を作ろうと思います。鍋の良いところは大量に野菜を取れるところです。昨日はキャベツ4分の3玉とニラ1わ、玉ねぎ半分ニンジン1本を2人で食べました。

 

 

 

この本はかなり古い本なのですが、天皇家に教育係として使えていた方が書いた本です。そのため文中の男女の役割については現代と合わない部分があるのですが根本的な考え方は現代でも充分に通用するものだと思います。言葉遣いも今は見ないこの時代の本独特の書き方です。時代によって文章の書き方に癖があるのも読んでいて面白いです。

・しつけと言うのは形から心に影響するもの。はじめのうちは理屈がわからなくても形式を教えてそれを身に付けさせることで心もそのようになる。

・愛と言うのは行動することである。ただ、善意さえあれば良いと言う気持ちでやってはいけない。人を愛するとか大切にするとかいうことには相手にとって最適なタイミングかどうか見極めることも必要。そして見返りを求めないこと。

・叱るときに大切な事は自分の信念を持って叱ること。人の顔色を伺ったり人によって言い方を変えたりしないこと。

・叱るときは相手が納得するように理由を説明することも大切だが、場合によってはだめなことはだめと問答無用でおしまいにする方が良いこともある。

・過去に嘘をついたからといって子供に嘘つきのレッテルを貼ったりしない。過去は忘れること。そして子供に期待すること。

・子供親がすることを見ている。子供に言っておいて親がしないと言う態度ではいけない。

・集中力を持つこと。1つのことをしているときに他のことをいろいろ考えない。

などなど、今の時代から見ると真面目すぎるような内容ですが、古びてはいません。もともとなぜこの本を読んだかと言うと、目上の人にメールを送る機会があり、今まではそのたびに自分の語彙の少なさにうんざりして定型的な文章を書いていたのですが、何か参考になるような本は無いかと思って調べていたところこの本に行き着きました。敬語の勉強のための本として紹介されていたわけではなかったのですが、皇室の教育係と言うところに興味を持って読んでみたのでした。この人の本をもう1冊注文しているので面白かったらまた感想を書きたいと思います。

 

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