ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

仕事と家事と育児を欲張る形成外科医

久しぶりのロング手術

復帰後、久しぶりの長時間手術がありました。元々13時間くらいの予定手術だったのですが全て終わって退室したのが朝の四時。手術中はアドレナリンが出ているので眠くなることはなく、集中しているので手術時間も体感時間としてはかかった時間の半分くらいの感覚です。でもアドレナリンで無理矢理エネルギーを前借りしているようなものなので、あとからどっと疲れが押し寄せてくるのは大体翌日の午後から翌々日にかけてになります。

手術の日は、60代のまだ仕事をしている両親二人に子供を任せていたのでその二人の体調が心配でしたが、大丈夫だとのこと。朝方家に帰るとすやすや寝ている子供と、母が時間を持て余してピカピカに磨き上げた部屋と鍋いっぱいのカレーが待っていました。

ヘルプに来ていただいた先生たちも翌日仕事、私たちも翌日の仕事。外来は減らしていたにもかかわらず連休中に溜まっていた新患がたくさんきて結局お迎え時間ギリギリまでバタバタしていました。その夜は、絵本を読んでとせがむ娘に、お母さんはもうだめだからおやすみ、、、と言って9時に寝て、夜中旦那さんが赤ちゃんのミルクをあげている音で起きて赤ちゃんのお世話を交代し、翌日7時まで熟睡。それでやっと60%位回復し、その日もさっと寝て、現在80%位回復しました。

今日は朝病院に行った後、娘とキノコの山手作りキットでキノコの山を作り、お弁当を持って広い公園に遊びに行き、熱射病になるのではないかと思うくらい晴天下で遊んだ後お決まりの実家にやってきたところです。ミルクを飲み終わって満腹の赤ん坊をお腹に乗せての更新です。娘は両親と川にタニシを撮りに行き、旦那さんはさっきまで横で本を読んでいましたが今は寝息をたてています。乗り切った満足感もありますが、私の年齢や状況においてもこの病院のマンパワーの面においても、今後積極的にしていく手術ではないなとしみじみと思います。

プライバシーポリシー