ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

切迫早産自宅安静を有意義に過ごす

NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法

 

 

 

最近勝間和代さんのサポートメールで紹介されていた本(だったと思います)です。

日常診療をしていて常々思うのが、患者医師関係が良好にいくかどうかに手術の結果は思ったより大きく関わっていないということです。手術が上手いかどうかとその先生と患者さんが上手くいっているかどうかはあまり比例しません。何も手術ができないのに、来る患者さん来る患者さん、いい先生ね、と言われる医師もいますし、手術はかなり難しいこともできるのに、よく患者さんとトラブルを起こしている先生もいます。

もちろん手術の結果が良いのはいいことなのですが、手術手技を磨くだけではこの仕事は不十分だと考えています。最終的なゴールは患者さんが治療に満足することだと思うので、よい患者医師関係を築いて患者さんが満足して終診となる診療を目指すことは私の課題の一つです。

以前読んだ7つの習慣の中にも、理解されようとする前に相手を理解すること、などコミュニケーションについての記載もありますが他のこともたくさん書いてあるので一回読んだだけでは実践するのが難しいのですが、この本はコミュニケーションについてのみ書かれているのでまだ自分の中に内容が残りやすいと思います。

相手の行動、相手の感情、その感情を引き起こしている理由、を順々に理解していき、そのプロセスの中には一切批判や助言などといった余計なものは挟まないこと。共感に徹すること。また自分の気持ちを表現する際にも、何に対してそう感じたのか、本当はどうしてほしかったからそう思うに至ったのか、あいまいな表現はせずに具体的に相手に伝えること。ちょっとした違いですが大きな効果があるコミュニケーションのスキルです。嫌な相手と同調するわけでもなく、あくまでも正しく理解していることを相手と確認しながら話を進めることで質の高い関係を築き問題を解決していくプロセスが臨床の現場でもとても実践的だと思いました。時間をおいてもう一回読みなおそうと思う本です。

kindlepaperwhiteで読んだ一冊目の本ですが、電子端末やっぱりいい!隙間時間読書にはおすすめのアイテムです。

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