ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

仕事と家事と育児を欲張る形成外科医

試験終了!すっきり!

形成外科専門医は持っているのですが、専門医を取ってからも細分化した分野の専門医があり、木曜日はその試験を受けに行ってきました。

専門医試験と比べると勉強しなければいけない量は格段に少ないです。ただ独身だった専門医試験のときと比べて勉強時間を確保するのが難しい。隙間時間に過去問を解き、ノートにまとめ、専門医試験の時のその分野の資料を読み込み(私は学生の時から試験が終わるとその試験の資料を捨ててすっきりする習慣があるので全部捨てていた。データ残っててよかった)、ある程度やりこむことはできました。

子供がいるときに勉強しようとすると、お絵描きだと思われて、いっしょにする!と騒ぎ、そうなると紙とクレヨンを与えても、その紙に書く!とノートに落書きされるので勉強どころではなくなります。

試験は順調に過ぎました。15問中、確実に正解したと思われるのは8問。前回の合格最低点が9点。まぁ、大丈夫でしょう。

学会を聞いていると、私は来年からはこの分野から離れてしまうんだなぁ(まだ何も決まってないけど)、としんみりします。手術をしていれば専門医の更新はできる分野ですが、ガチのひどい傷と関わることはなくなるのが、なんとなく寂しいような、、、いや、この分野で頑張っている先生たちの一員でなくなるのが寂しいのかな、変な気持ちです。

学会にはスーツで行きます。以前オーダーメイドで作ったスーツが入るようになっていました。嬉しい。私は学会にあまりにラフな格好で行くのは好きではないのでかっちりした格好をするのですが、途中からヒールで足がボロボロ。プロテクトJ1という皮膚に塗るとこすれを軽減してくれるアイテムを使いましたが、効果は感じられませんでした。帰ってきて靴擦れに絆創膏を貼りまくっていると、絆創膏大好きな娘が、○○ちゃんも貼る!、と騒ぎ、首の後ろという変なところに貼っていました。

この娘、この試験の日の午前中に保育園で突然泣き出して泣き止まず、旦那さんがお迎えに行ったのでした。風邪でもないし(泣き続けたときに37.8度あったのがお迎えに呼ばれた理由ですが泣き止んだら平熱)、なにかなーと考えて思い当たったのが空腹。ミロが気に入り、朝食にミロを2杯飲んだらおなか一杯になってパンを食べなかったのです。

大泣きしていたのが、旦那さんが迎えに行ってマックに連れて行くと、満面の笑顔でハンバーガーを食べていました(動画が送られてきた)。旦那さんは午後外来で手術があったので、娘にタブレットを与えて隣の診察室に置いて手術をしたそう。いい子にしていたそうですが、旦那さんはお疲れさまでした。当然熱は一度も出ず。

ミロ禁止。

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