ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

切迫早産自宅安静を有意義に過ごす

頭をからっぽにする練習

 

 以前Daigoさんが本に書いていた瞑想法をしていたのですが、また最近すっかり忘れていました。

ちょうどその時期は切迫早産の自宅安静中で、いよいよ帝王切開のその日も病室でしていたのを覚えています。

Daigoさんもこの本も、基本的な方法は同じです。呼吸でも体の感覚でも何でもいいんですが、何か自分自身が今していることに集中して、集中が途切れて他のことを考え始めたらまた呼吸なり身体感覚なり現在の自分自身に意識を集中するという繰り返しです。

面白いのが、呼吸に集中しようとしても10数えるほども集中力が持ちません。何かすぐほかのことを考え始めてしまいます。本当にびっくりしてしまうほどです。

帝王切開で入院しているときは、なぜか瞑想中に、からあげ、ソーセージという単語が浮かんできて自分でもおかしかったのですが、そんな感じで自分の中からぽんぽん色んな考えが浮かんできます。無意識のうちにいつもいくつも同時進行に色んなことを考えていて、頭が休憩する時間が全然ないのを実感します。その散漫な状態を打開するために、何かに意識的に集中することで自分の考えにとらわれないようにすること、頭が空っぽになる状態を作る訓練が瞑想なのだと思います。

そういえば禅寺では日々の生活も修行の一環と聞いたことがありますが、なんてことのない「今」していることに集中するのがなんと難しいことか。例えば料理をしているときも、目の前の材料や焼いているときの色や音などに集中している時間は本当に短くて、すぐ心が散漫に動き出します。

つねに雑念が渦巻いている頭を楽にしてあげるという意味で瞑想は面白いと思います。散漫な意識を集めてきて、知らず知らずのうちにないがしろにしている自分自身と日常生活に目を向けることで日々がより充実しそうな予感がします。瞑想の入門にこの本は読みやすくておすすめです。

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