ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

仕事と家事と育児を欲張る形成外科医

家族が整形することについて

5月に目の下のクマをとって、二重にして太ももの脂肪を顔に入れた私ですが、整形に抵抗があったかというと、全くなかったです。そもそもこの業界にいる人で抵抗ある人はあんまりおらず、あれしたいー、これしたいー、という人ばかりなのもあるし、良い方に変わるならどんどん変えたい、体験したいという思いの方が強かったので。

 

私の手術は旦那さんがしたので、家族に隠すも何もない。親は嫌そうでしたが、もう親の言うこときく年でもないし、という感じでした。

 

でも患者さんは、周りにバレたくない、家族にもバレたくないという人が多いです。そもそもバレないくらいしか変わらなくていいのか?一緒に暮らしているけどバレないって、どういう関係性?と疑問はわきますが、ダウンタイムが少ない施術をおすすめするしかありません。

 

韓国では、ダウンタイム中の人(手術後の腫れや内出血などが残っている時期)がうろうろしていて、誰もなんとも思わないようです。日本もそんな感じになれば、気軽に治療できるんだけどなー、まだなかなかそうはいきません。

 

整形の結果はとても満足。前より若がえって、お化粧も映えるし、医師としての経験値も上がりました。手術以外でも、自分の顔でテストしてみるのは面白いです。ちょっとマッドサイエンティストっぽい。

 

お休みの日、対面で旦那さんと食事をしていると、口角ボトックス(への字口をなおす)のせいで口が時々アヒル口みたいになっていてかわいいと言われました。たしかに上唇が変な動きをしている感じはありましたが、食事中鏡を見ないので分かりませんでした。ささいな変化にも気づく旦那です。ちなみにアヒル口は私に似合わないので可愛くはない。

 

家族に気づかれたくない患者さんの話をしていると、俺は気づくよ!俺がしたから!って。それはそうだ。ちなみに旦那さんの二重は私がしたので、毎日「完璧な幅だったな」と思いながら見ています。

 

家族が美容整形をしたいと言った時、今のままが1番だよって止めるのもありだけど、本人が本当にしたいなら、やってみたら?っていって変化を一緒に楽しむ家族だと素敵だなー。自分の経験から思いました。気にしないことにしたとはいえ、親から反対されるとモヤモヤは残ります。

特に加齢性変化に対しては、ナチュラルなのが一番!では絶対ないから、もっとお顔のメンテナンスが一般的になるようにこつこつやっていきます。

 

 

 

 

プライバシーポリシー