診察室の音楽の話
あんまり音楽は興味がなくて、たまにテンションをあげるために洋楽のヒット曲を聴くくらいです。
たまーに、おうちで流す静かなBGMが欲しくて、ピアノやチェロの曲を探すこともありましたが、、、子供が生まれてからは、何も流れていない無音の時間が貴重で、自ら音楽をかけることはなくなりました。
診察室の音楽の定番は、洋楽ヒットチャート、オルゴール、クラシックだと思います。
保険診療の病院で手術室にかかっているのはオルゴールが多い印象。
正直オルゴールはあまり好きではありません。嫌い、というわけではないけど、特にジブリなどの有名な曲をオルゴールにしている場合、原曲の良さが失われ、オルゴールの良さもない、というか。オルゴールを流すなら、オルゴールの音色に合う曲をセレクトしてほしいという気持ちです。
POPミュージックも、外来の時はいいとして、手術の時はあまりに個性が強い曲は集中の邪魔になります。メッセージ性が強い、アクが強いものは避けたい。
患者さんが希望されたときは、患者さんのリラックスが前提なので構わないのですが、時々、患者さんは何でもよいですと言われ、スタッフが適当に流しているときにすごく個性的な曲がかかることがあり、その時は変えます。
旦那さんは音に敏感なので、長時間手術の時は自前のiPODを持参していました。前の勤め先には音楽にこだわりがある歯科の部長がいて、その先生も持参のクラシックをかけていました。
今後、私としては院内のこの人気曲メドレーをクラシックのような静かなジャンルの曲に変えていきたいと思っています。でもまだ新参者なので機会をうかがっているところです。
でもあんまり静かな曲にすると、隣の診察室の音や会話が聞こえてしまうのもよくないので、プライバシーを守ることができて、リラックスできる音楽のチョイスってなにがよいかなぁ。
ま、家では子供の歌がエンドレスでかかっている状況なので、それに比べればどの曲もマシなんですけどね。チビザメの歌とかに比べたらね。
私の母はうるさいのが苦手で(声は大きいけど)、子供向けの歌も嫌がります。テレビも嫌。無音がいいとのこと。庭の鳥の声と虫の声が聞こえるのが最高だと言います。
私もそれがわかる年齢になってきたのをひしひしと感じます。