ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

仕事と家事と育児を欲張る形成外科医

山の中の穴に鬼と一緒に入れられる話

息子が悪いことをした時に、わたしが、

「そんな悪いことをする子は、山に連れて行って穴に閉じ込めるよ!」

というと、横にいた娘が怖がって泣きました。

息子は意味がわかっていませんでした。

 

言ったのはその一回だけ。でも、娘にとっては衝撃の怖さだったようで記憶に残ったらしく、息子が悪いことをするたびに、

「そんな子は穴に閉じ込められるよ!」

「穴には鬼も入れられるよ!」

「穴にはおもちゃもタオルもお菓子もないよ!」

と、どんどん尾鰭がついた怖い話になっていっています。わたしは一回しか言っていないのに。

まずい記憶への残り方をしてしまいました。

 

子供を怒る時の怒り方について、言わない方がいい言葉、というのがたくさん情報として上がっています。私たちがよく参考にしていたのはてい先生のYouTube

 

でも、ぐずぐずしてるときに、おいていくよ!とかはよく使ってしまいますし、食べ物で釣っていうことを聞かせることもよくあります。よくないのよねーと思いつつ。

 

娘が息子を怒る時の言葉は、まさに私達が娘を怒っている時の言葉。

 

なるべく、子供達の成長具合を見ながら、ここは怒ってもまだ仕方がないところ、この辺はもうわかっているみたいだから毎回言っていこう、というふうに変えてはいます。

 

娘は今、とりあえず何か言い返す時期。あと、自分が悪いのを認めない時期。性格の問題というよりは、そういう成長過程なのかなという感じです。しばらくたって、私も忘れた頃に、ごめんなさい、と言いにくるのがいじらしい。

 

怒る時は大抵私の都合で怒っていて、子供の都合を考えていないことが多いので、そこはちょっと気にかけるようにして、そして安全に関すること以外はおおらかにいきたいなぁと思っています。完璧は無理ですけど。

なんでそうできないのか、しちゃダメなのか、理由を話すと娘は大分理解しているみたいなので、面倒くさがらず理由も説明して。

今朝も保育園行くだけでひと騒動。毎日忍耐力が試されます。

 

 

 

 

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