ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

仕事と家事と育児を欲張る形成外科医

配当金と最近のお金事情

3月分の配当金が振り込まれました。まだ額としてはわずかで生活費の足しになるほどではありませんが、完全な不労所得という点で金額の大きさに関わらず嬉しいです。コロナによる株安の影響もなくなり、いまは地道に投資信託を積み上げるだけの期間ですが、それだと米国ETFの買い時を逃しそうなので(こまめにチェックしていない)、VTだけは毎月定額購入することにしました。他のETFも手数料が無料になれば定額購入するのですが、いまのところは結構大きい額で買わないと手数料がもったいないのでこちらは1年に一回くらいの頻度ですこしづつ購入していく予定です。

産休育休中にお金の勉強をして、お金を貯めるためには稼ぐだけでなく生活から無駄なものを省くのも大切、お金持ちほどそうしている、ということを学んだため100円単位で支出が気になるようになりました。今まではペットボトルのお茶を買っていたのを水筒を持っていくようにしたり、コンビニでおにぎりを買うならおうちから持って行ったり、小さいことですが毎日している小さいことほど一か月単位で見るとちゃんとした額になります。欲しいものを我慢するという節約方法はやりすぎると生活の質を下げるため、喜びにつながらないお金の使い方に目を光らせているという感じです。旦那さんは一日に、水、コーヒー、プロテインを買っていたので全部で400円くらいとすると20日で8000円、一年で10万円近くになります。そこで水とプロテインを自宅から持っていくようにしたのですが、水分ばかりになって鞄がすごく重たくなりました。それで最近はまたコンビニで買っています。もったいないなー、と思いますがでもあまりうるさくいってもイヤだろうからいいません。お菓子も減らしたしお酒もたばこもしないから、いいか、と思っています。

次に節約をねらっているのは私の生命保険です。妊娠した時に子宮頸がん検診は受けたので、あと乳がん検診を受けたら一旦解約して、死亡保証のみに切り替える予定です。多分月1万円くらい支出が減ります。今の保険も2回の帝王切開で保険が使えたので全くの損にはなりませんでしたが、もう子供を産む予定はないので健康に気を付けた生活をすることで保険の代わりにしようと思います。

何にも表示されないのも寂しいからアイキャッチ画像を描きたいのですが、その時間がとれないです。とりあえず使い方を練習するために書いたやつでものせときます。f:id:pukkurimaru:20210402183325p:image

恐竜展

お休みの日に、家族4人とおじいちゃんおばあちゃんも一緒に近くの博物館に恐竜を見に行きました。娘はなぜか恐竜が好きで、息子の出産祝いにもらった恐竜が付いた服も自分が着ていてお気に入りです。恐竜の展示と言っても骨なのでまだ理解ができないかなと思ったのですが、指をさして、あれきょうりゅうよ!とりけらとぷすよ!、と言っていました。名前がわかるのはティラノサウルストリケラトプスだけです。トリケラトプスは最近のお気に入りです。

売店で、水につけると恐竜が生まれてくる卵のおもちゃを買いました。これ、お風呂タイムに遊ぼうと思ったのですが、箱の裏の説明書を読んでみると、水につけてから卵にひびが入るのに2日、生まれるのに3日、そのあと大きくなるのに1週間かかると書いてありました。売店では、外でベビーカーに乗っている息子を見る人を交代しながら商品をみたり清算したりしました。私が娘用のおもちゃをいくつか購入して外に出ると、売店前の通路にうずくまっている母と娘を見つけました。先に会計を済ませた卵のおもちゃを開けて、二人で通路の床にたたきつけたり、ねじってカプセルのように開けようとしています。通路は比較的混んでいるので邪魔になっています。二人で開かないねーおかしいねーと言い合っているので、説明書読んだ?と聞くと、読んでないよ、とのこと。水につけて生まれるまで3日かかるらしいよ、と教えてあげて、二人を待合室まで連れて行きました。母は、展示スペースでも、サメの歯の模型のところに頭を突っ込んでいたり、大きなクワガタに奇声を発したり(大きな声で呼ばれたので娘に何かあったかと思った)、子供より子供らしいです。

昔のおもちゃコーナーに、紙風船と、吹くとくるくると巻いた紙が伸びる笛があったので買ってあげると、紙風船はいまひとつでしたが、笛はたいそう気に入ってずっと吹いていました。

 

 

そのあとは実家でゴロゴロしたり遊んだり夕ご飯を食べたりしました。何か新しいことが始めてみたかったので、娘と息子の相手をしてもらっている間に無料のイラストアプリをダウンロードして絵をかいてみました。

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まずはタッチペンを買おう。。。

 

5時に起きるには夜10時までに寝ないと体がきついです。昨日は10時半になってしまったので朝がめっちゃつらい。。。でも最近少し英会話が上達した気がするので早朝のDMM英会話頑張ります。

最近の英語事情

今年、来年で大量に医局員が辞めます。ほとんど美容形成外科に就職します。私たちの医局はどちらかというと古いタイプの医局で、これといった売りの手術があるというよりはなんでもやる、という教育をするので一応広く経験はあるけれど症例数が少ない疾患に対しては技術力の面で他の医局に見劣りする点があるかもしれません。入局したてのときは知らないことばかりで、広い視野を持って自分たちをみることができませんでしたが、このごろ特にそれを感じます。年に2~3回しかない手術については毎年300例しているところには勝てません。手術見学に行き始めてそう思うようになりました。なにか自分の得意技を身につけたい年ごろです。それから、50代に近い先生たちもいまだに当直や長時間手術に入っている生活をみて、この生活はしたくないと感じるようになりました。前は長時間手術好きだったんですが(今も子供がいなければ好きだと思います)、最近は仕事と家庭のバランスを考えるようになりました。そういうのがあって、他の先生たちもやめるのではないかなと思います。

 

とにかく時間がないので隙間時間を利用して英語の勉強をしています。朝5時に起きたらDMM英会話の予約を6時にいれます。それからしばらく前回録音していたDMM英会話を聞きながら言いたくても言えなかった文章をワードに起こします。気分によってはブログを更新します。そうこうしているうちに時間がくるのでDMM英会話をして、それからは片耳イヤホンをして1秒英会話かリスニングの練習になるようなものを聞きながら朝ごはんの準備や出かける準備をします。

車の中ではシャドウイングまたは瞬間英作文、やりたくないときはTEDやNasDailyさんのYoutubeを流します。

仕事中は休み時間に英語関連のことを何かしらします。英語の本をkindleで読んだり、英語関連のツイッターを読んだり。

仕事が5時に終わったら30分だけ医局に残って勉強します。帰ってきたら片耳イヤホンで英語の何かを聞きながらご飯の準備をします。子供の相手をするときはどちらも中途半端になるのでイヤホンはオフにします。子供が一緒にテレビを見たがるときはペッパピッグの英語版Youtubeを流します。子供はアニメで意味が分かるからよいようです。

それから日常の会話を旦那さんと英語でしています。込み入った話は日本語ですが、簡単なことはすべて英語で。

夜は最近子供と同じ時間に寝ます。夜色々するのはあまり上手くいきませんでした。

最初は恥ずかしかった旦那さんとの英会話も慣れてきました。時間を有効に使うためには恥ずかしいとか言っていられないです。

最近の課題は発音練習をいつするかということ。ボイスレコーダーを買ったのですが、音質が悪くて使えなかったので、以前使っていたちょっと不具合があるiPhoneボイスレコーダー代わりに使うことにしました。でも音を出して、ボイスレコーダーを操作しながら練習する時間がとれません。自分の発音はすごく日本人で恥ずかしいくらいなので(録音するまで気づかなかった。結構いけてるかと思っていた)、どこかで練習しなければ、、。仕事終わりの30分、車の中でしようかな。

リンパ管静脈吻合のこと

手術室のスタッフさんから「娘さん、海苔が好きと聞いたので」とおいしい味海苔とふりかけをもらいました。最近娘は息子(3か月)に見せびらかしながら食べるのが流行っていて、食事中に息子を近くに連れてくるように要求し、「△△(息子)ちゃんはまだ食べられないから、これは○○(娘)ちゃんのだからね」といいながらふりかけの容器に手を突っ込んでふりかけの海苔部分を食べています。

旦那さんの単身赴任について、まだ先行き不透明ですが私もだいぶ腹が決まってきました。そのときそのときで考えながら応援しよう。

 

形成外科の手術に、リンパ管静脈吻合というものがあります。主に、癌の手術でリンパ節を取った患者さんが、術後足や腕のリンパの流れが悪くなり、腫れてしまうという病気です。リンパ管静脈吻合は、つまってしまったリンパ管を静脈につなぐことでリンパ液が血管の中を流れるようにする治療方法です。診断やリハビリなど、付随する色々があるのですが、手術手技としてはリンパ管と血管を見つけてつなぐだけです。問題はどちらも1mm以下であることが多いということです。

その練習をするためにこの2週間ほど血管吻合の練習をしています。2mmくらいならつなげるのですが1mmは難しい。練習用の人工血管がありますが質感が全く生体と違うので針の持ち方の練習くらいにしかなりません。

すると旦那さんが、手羽先がちょうどいいらしいよという情報をくれたので、病院の近くのスーパーで手羽先を買ってきました。診察室にある顕微鏡を使って血管を探したところ、L字になっている手羽先の、食べるところに1mmくらいの血管、持つところ(ここもかじるけど)に1mmより少し細い血管を見つけました。質感もちょうどよく練習には確かにとてもいい素材です。

ということで今診療の合間に一日1手羽を目標に練習しています。でもなかなか30分、1時間といったまとまった時間が取れません。最初のころは他の先生から「先生ー、手羽先の前に病棟回りましょー」と言われて戻るとカリカリに乾いていたり、冷凍保存していた手羽先を秘書さんに診察室に持ってきてーと頼むと、秘書さんが「すみません。解凍しようとしてチンしたら火が通ってしまいました。」といって茹で手羽をもってきたりしました。最近は慣れてきて、めくった皮をふたのように血管にかぶせ、乾かないように濡れたガーゼをかけ(患者さんに手羽先が見えないようにする意味もある)、診療にすぐ戻れるように器具をコンパクトに配置して隙間時間でもできるようにしています。

ただ一つ解決していない問題があって、1パックに7本くらい入っているのですが、一週間持ちません。冷凍すると、自然解凍しても血管が弱くなり練習しにくくなります。冷蔵庫では途中で生臭くなり、血管がふにゃふにゃになってしまいます。そこで今週は、タッパーに濃いめの塩水をつくってそこに沈めてみたのですが、なかなかいいけど水を毎日変えないとやっぱりちょっと生臭い。塩が足りないのかもしれません。もうひとつ考えているのは、哺乳瓶消毒用のミルトン的なやつにつけることですが、来週から試してみようかな。

読書~誰も知らない偉人伝~

今日は日曜日。帰省していた妹を駅に送った帰りに両親が家に来てくれたので、その間に買い物に行きました。旦那さんの単身赴任の話が出てからどうにも家事のモチベーションが下がってしまい、今週の献立も考えたくありません。今までは、旦那さんの健康は私が守る!という気概があったのが、なくなってきてしまいました。なんで私ばっかり家事に時間を奪われないといけないの?というのが根っこにあるのかな。お互いを思いやる気持ちは、あちらが下がればこちらも下がります。とりあえず目についた野菜とお肉を買いました。家に帰ってきてもしばらく両親がいてくれそうだったので、家族のためにではなく、明日以降の私が少しでも楽になるように、と思いながら作り置き。でも楽しくないなー、自分のためだけに料理するのは。娘が何でも食べてくれるならまだ作り甲斐があるけれど、作っても捨てることになることがほとんどで、積み上げたところで鬼に崩される石の塔を作っている気分です。そう思いつつ作ったのは、チャプチェ、さつまいもを煮たの、ささみカツ(これは冷凍しておく)。でも自己憐憫からは何も生まないから、なるべくはやく気持ちを切り替えなければいけません。旦那さんがやっとチャンスを手に入れたのだから応援しないといけないと思いつつも、これから先、自分の目の前に広がる前途多難さを考えると気が滅入ります。

 

 日本のことは好きです。安全で、まだ差別があるにしても頑張れば女性でも社会的地位が高い職に就くことができるところが。四季があるのも素敵だし歴史的な建物や着物や伝統工芸も素敵。でも日本人の精神性が好き、という感覚はあまりありません。日本にいるとかっこいい日本人よりカッコ悪い日本人の情報の方が耳に入りやすいし、日本とそれ以外の国の人の精神性を比べられるような海外経験がないからです。日本人であることに誇りを感じるか、と言われると、日本人でも何人でも別にいい、ただ自分自身であることに誇りを感じるような生き方をしたい、という答えになります。

この本に出てくる人たちは確かに素晴らしい。自分自身に誇りを持ち、利他的で、逆境の中にいてもかっこいい日本人です。でもそれを読んでも私が「日本」を好きになるわけではありませんでした。それゆえに、著者が個々人の素晴らしさを「日本の素晴らしさ」に持っていこうとしていることに違和感を感じました。登場人物は確かに多かれ少なかれ「日本」を背負って生きている人たちが多いのですが、それはそういう教育をされていたり、そうならざるを得ない時代だったからで、「日本」をさし引いてもその人たちは素晴らしいと思うのです。最後に特攻隊の手紙が載せられているのも、う~ん、という気持ちです。お国のために犠牲になることが尊いと教育されていた時代の手紙、今とは全く違う教育をされていた時代の青年が書いた手紙の中で、現在の私たちの心に響きそうなものを持ってきて感動を誘うのは違う気がします。たまたま生まれてきた「日本」に誇りを持つというのは、そういう教育をされない限り難しい気がするし、自分で努力して手に入れたものではないものに誇りを持つのは、なんだか親の権力を振りかざしているようで私には居心地が悪いあり方です。

 

妹の帰省とコストコ

半年以上ぶりに妹が帰省しました。妹はいま妊娠7ヶ月。私と同じ2歳の娘もいます。土曜日に私も午前中仕事をしてから合流しました。旦那さんはまた東京へ。

2歳児2人は仲良しというわけではありませんが、なんだかんだ2人で遊んでいました。家の中ではかくれんぼ、鬼ごっこ、おままごとをごちゃ混ぜにしてルール無用にした遊びを展開していましたが流石にエネルギーを持て余したので、あいにく雨でもあり、みんなでコストコに夜ご飯を買いに行きました。

 

今回コストコではじめて買ったものにベビーキウイがあります。以前から母が買いたがっていたけれどなかったのです。梅の実くらいの大きさで皮ごと食べられるのですが、楽ちんで甘くて美味しい!毎回買うことになりそう。

あとはアヒージョと、オーブンで9分焼いたら食べられるパン。アヒージョはすごく美味しい!というわけではないけれど充分楽しめました。パンは、表面がニンニクと油でぎっとりしているのですが、もちもちしていて美味しかったです。

コストコの食品ってあまりに大きかったり量が多かったりするのですが、大味そうな印象に反して結構美味しいものが多いと思います。

 

妹が買った椎茸のスナック菓子は、そのまんま椎茸の形でかわいくてカリカリして美味しかったです。ポテトチップス欲を少し緩和してくれる味と食感で、これも次回も買おうかなぁ。量が多すぎて飽きそうだけど。

魚とかも買いたかったのですが、現在料理欲が低下しており何も買いませんでした。

コストコの入り口のテレビ売り場で、前を通るとモニターに映るようになっているところで映った自分の姿をみてそのおばさん体型に驚愕したので、家に帰ってから筋トレしました。なかなかやせないなぁ。。

 

 

 

 

日記~リポC~

以前から美容に熱心な人のSNSでよく見かけていて、手放せないと評判のリポソームビタミンCですが、気になりつつも試さないままになっていました。

ところが仕事に復帰してみると、なぜか外来の看護師さんや医局秘書さんの間で流行っており、いい機会なので仕掛人の先生(週一ヘルプに来てもらっている、美容形成クリニックにも週一行っている先生)から私もお試し購入してみました。

細かい話は忘れましたがとにかく吸収率が高いらしく、飲んだ人からは次の日の化粧ののりが違う!と絶賛されていました。うちの医局の美容分野の先生方も男女問わず飲んでいるそう。確かにそういえば皆さん肌はピカピカです。でもその先生たちは他にも山ほどレーザーやイオン導入や色々しているのでこれだけが原因でピカピカしているわけではないのですが。ビタミンCなので特に大きな副作用もないところもいいところ。

ただ味がとても悪いらしいです。ある先生によると、生ごみの味、とのこと。オレンジジュースに混ぜるといいということでした。

でもやっぱり最初は原液で飲んでみようと思い家に帰ってそのまま飲んだところ、確かに不味い。油に海苔を溶かして腐らせたような感じ、でしょうか。少量だから、エイってのめば何とかなりますが、このまずさはそのうち自分は飲まなくなる予感がする。。。

気になる次の日の肌は、それほど変わらず。しばらく続けないといけないのでしょうがなかなか手が伸びません。残りは我が家では風邪のひきはじめに飲むことにします。

 

出産後約3か月、仕事復帰したばかりなのに旦那さんの単身赴任の話が持ち上がっています。旦那さんにとっては良いチャンスでもあり応援したい気持ちがもちろん大きいですが、自分の仕事と家事のことを考えると気分が暗くなります。でもチャンスの神様には前髪しかないから早く捕まえないといけません。あとは旦那さんの貯金でシッターさんでも頼むかなぁ。試しに私が安心して仕事ができるようにシッターさんを頼んだ場合(子供の急な発熱などに対応できるように)の料金を計算してみたところ年間約400万円でした。ひゃー。

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チャンスの神様。美少年らしいけど、この髪型の時点で美少年の定義から外れる気がします。

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