ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

仕事と家事と育児を欲張る形成外科医

ちびくろさんぼの絵本

ブックオフに絵本を買いに行った時、懐かしい本を見つけました。

黒人差別の内容を含んでいるということで以前問題になったという話は知っていますが、私のお気に入りの本なので娘に読ませたくて買ってきました。チビクロサンボの、トラのバターで作ったホットケーキは、絵本に出てくる美味しそうな食べ物の上位にはいります。この本が差別的なのだったら、そういう視点で読むといろんな本がまずいけれど、その規制いるかしら?さんぼ、というのが黒人の蔑称だと知ってもなお、チビクロサンボ、の語感は可愛らしいフレーズとして頭に残ります。娘が大きくなったら、発売禁止になった経緯などからめて差別の話をしよう。

少し長い話で、お話の内容も面白いけど、私が気に入っているのは言葉の選び方です。外が真っ赤で内側も真っ赤なきれいな紫色の靴、なんて、とても素敵です。

夫はひらがなばかりで読みにくい、とストーリーだけ拾って読むことがありますが、違うんだよ!この翻訳の人の感性で選んだ言葉で読むことに意味があるんだよ!と思います。毎回違う言葉になるよりは、同じ言葉で読むことで言葉も覚えるのに。絵本を内容重視のビジネス書のように捉えている夫とは子供の頃の読書体験が違うのかもしれません。

 

子供には英語を教える前にたくさん日本語に触れて、日本語の厚みを増やして欲しいのです。

それで、毎晩せっせと絵本を読んでいます。

チビクロサンボを読んだ後は、○○ちゃんも169食べる!といってお茶を一気に飲み干してから寝ます。さんぼが最後にホットケーキを169枚も食べるからです。

絵が非常にシンプルなのに、言葉で感じるこのホットケーキの美味しい感じ。私が未だに食べ物が出てくる本が好きな理由の一つかもしれません。

 

就職活動のつづき

今のところ2つのクリニックから求人があり、どちらにも履歴書を送りました。どちらも形成外科としての経験を重視してくれるところです。

ただそのうち一か所は、すでに勤めているドクターからの紹介でひとり新しい人が入るかもしれないとのことで、一旦保留になってしまいました。話を聞く限り望みが薄いようです。

ということであと一か所になってしまいましたが、9月末に面接が決まりました。日帰りで東京に行ってきます。

毎日毎日、本当に美容業界に行くのか、やっていけるのか、不安を感じますが、色々考えた末に、今後私がやりがいを感じながら仕事をするにはそれしかないとたどり着いた結論なので(移動になっても雇われやすい、自分に付加価値をつけやすい、新しい技術を学んでいける環境)、なんとかくらいついていきたい。シェリサンドバーグさんの女性リーダーに関する講演では、sit on the table(参加し続けること)が大事、と言われていました。第一線から手を引いてしまったら、数年して子供が手を離れた時には誰でもできる仕事しかできなくなってしまいます。

コロナという不確定要素もあり、悩みは尽きませんが、とりあえず残ったその一つにかけようと思います。

体力が一番大事

仕事に関して、しばらく平穏な日が続いていましたが、先週の火曜日から荒れ始め、まだその余波を引きずっています。

まず火曜日の夜中に呼び出し、手術で朝まで病院にいてそのまま水曜日の診療開始。水曜日は午後から始まる長い手術が入っていて、結局木曜日の朝方までかかりました。木曜日はゾンビのように一日なんとかやり過ごし、金曜日は午後また緊急手術が入り帰ったのは夜遅く。その関係で土日とも出勤し、昨日の月曜の午後もまた緊急手術で帰ったのは21時。

子供たちのお世話は旦那さんと両親の助けを借りて何とかなりましたが、綱渡りでした。

 

土日は午前中だけの出勤だったので午後はゆっくりしましたが、疲れは半分くらいしかとれず。朝の英会話も一週間お休みしたまま、今日から再開しました。

先週の勝間塾のサポートメール(毎日テーマに沿ったメールが届きます)のテーマは健康でした。その中で、まずなんにせよ健康で体力がないといい仕事もできないし、頭も働かない、という話があり、確かに!とうなずき続けた一週間でした。

健康には気を付けているけれど、体力、という点ではまだ甘かったので、疲れにくい体を作る取り組みを日々に組み込んでいこうと思います。

あー眠い。

東京シッター探し

職場探しと同時進行でシッターサービスを検索しています。

必ず頼むことになるのは、

・19時まで仕事なため、保育園のお迎えと20時までのシッティング

です。

そして一番大切なのは

・発熱時の呼び出し、その後の受診、病児保育

に対応ができること。

病児保育に特化したところでは、当日朝八時までの連絡分は100%対応となっていますが、それ以降はシッターが空いていればいけます、という状況。

朝起きてすぐ熱を計って、連絡すればセーフ、かな。出勤までに来れるかどうかはわかりませんが、、、。仕事は10時からのところが多いので、住むところによっては朝は時間の余裕があります。

問題は保育園に行ってからの呼び出し。お昼ごろ呼び出されたとして、数時間は見てもらえるとして、午後14時くらいから人を確保しておけばいいかなと思いました。

それで、

・仕事の日は14時から20時までシッターさんを雇って、基本的には家事、お迎えシッティングだがこの時間内に呼び出しがあったら対応してもらう

という契約をしてカバーする、という作戦です。17時にお迎えとして3時間も家事をしてもらうほど家事もないけれどしかたない。

シッター料いったいいくらになるだろう。

 

今はコロナのために病児保育のシステム自体縮小しているとことが多く(受診不可など)、なかなか決まりません。

いっそ、お屋敷のお抱え家政婦さんみたいに、家政婦さんを週4,5日とかで朝から夜まで雇った方がまだ安いのでは、、、とも考えます。(病児保育に特化したところの年会費、月会費が高い)。

費用のところは、とりあえず落ち着くまでは目をつぶるしかありません。就職先を探すのでも、勤め始めてすぐでも、子供がいるので急に帰るかもしれませんなんて言えませんから。ということで、各社にメールを送りまくっています。

しばらくすれば、子供も大きくなるし、自分のスケジュールも融通が利かせられるようになるのではと期待していますが、とりあえず、来年はとーっても大変そう。

もしシッターさんが見つからなかったら、私の就職を先に延ばすしかありません。ふー。

 

オーバーナイトオーツその後

オーバーナイトオーツはすっかり定着しました。

むしろ作り忘れそうになると、娘3歳が、

「かーたんととーたんのごはんつくってないよ」

「牛乳入れるやつ(本当は豆乳)」

と教えてくれます。

豆乳はもともとあまり好きではありませんが、体によりよさそうなのとヨーグルトやフルーツに混ざると牛乳と変わらなかったので豆乳です。

 

オーバーナイトオーツを食べ始めてから、夫は、「体の中に何も残ってない!っていうくらい出る」とおなかの調子がいいと言っていましたが、慢性便秘の私はあまり効果を感じていませんでした。

でもふと気が付くと、通常週に2~3回だったお通じがほぼ毎日出ていることに気が付きました。しかも性状も前より改善している。

 

オーバーナイトオーツも食べ、おやつにオートミールクッキーも食べているので突然オートミールにかぶれている我が家ですが、今後も定着する予感です。

 

ちなみに偏食の娘は最近朝ごはんはチョコ味のコーンフレーク。色々試して疲れたので、しばらくこれでいきます。いつになったら私たちと同じものを食べてくれるかな。息子が食べてくれるようになったら食べるかな。

最近の娘のお気に入り絵本

夜寝る前に2冊絵本を読む習慣です。違う本を2冊読むこともあれば1冊を二回読んでと言われることもあります。図鑑を持ってきたときは、ページを選んで適当なナレーションをつけます。まだ内容は難しすぎるので。

 

最近買った本の中で娘のお気に入りの3冊です。

 

 ツイッターでおすすめするツイートが流れてきたので買ってみました。言葉のリズムや、ちょっとしたゲーム要素など子供を引き付ける要素があるからでしょうか。大好きで、読んでいないときもパン泥棒の話をすることがあるくらいです。

 

 

 これはホットケーキを焼くページが美味しそうで私が気に入って買った本。短くて3歳にはちょっと物足りないかと思いましたが気に入っています。白クマちゃんのポケットに入っているのはチーズだ(たぶんナプキン)、青いお皿には白いホットケーキが載っている、と娘が独自の見解を述べるのが面白いです。

 

 

 紙のアイテムが取り出せるようになっている楽しい本です。アイテムもカラフルでかわいい。ただ、絵がカラフル過ぎてそのアイテムがどこにいったかわかりにくいです。子供もどこ~と探しながら遊んでいます。夜に読んであげるのには向きません。興奮するし長くなるから。

 

最近は外来、手術とも落ち着いているので事務仕事もゆったり目です。今まで持っていなかったレーザーや美容手術の本を買って勉強しています。保険診療外でも色んな衣料が行われていることを知るのは面白いです。

引き続き就職活動

まだまだ雨が降り続き、川は氾濫しそうにはないですが、いつ保育園が休園になるかとひやひやしながら過ごしています。

 

願書を出したところから断られ、あと二か所目星をつけていたところは現在医師の募集はない。ということで医師のリクルートをしているところに登録しました。

 

登録した初日、知らない携帯番号から着信がありました。休みの日や夜にかかってくる知らない番号はほとんどマンションの契約を進める勧誘の電話です。病院からは固定電話でかかってくるので、携帯番号と0120で始まる電話はでないか、または他からかかってくる可能性があるときは出ますが、マンションと分かったら「何度も何度も欠けないでとお願いしているでしょう」と無意味なことはわかっていても一言言ってから切ります。本当にしつこいし、多分かけないでと言ったことは引継ぎされていないので、毎回番号を変えて同じ業者からかかってきます。

脱線しました。

そして昨日の夜も電話がかかってきて、ZOOMで一度打ち合わせをしたいということでした。事前にメールでも連絡をくれていたそうなのですが迷惑フォルダに分類されてしまっていました。

小さなクリニックはそこの院長のやり方が合うか合わないかが大きいと思うのですが、全国展開のチェーン店のようなところは、教育にしてもなんにしてもマニュアル化してあるはずなので、今回はそういうところをお願いする予定です。全国展開の美容外科はたくさんありますが、医師の中でも評判が良くないところがあるので、それを外してもらって当たってもらおうと思います。

やりたい手術にしても、もう色々新しいことに手は延ばさずに、今まで保険診療でしていた目の手術、脂肪吸引(厳密には自費だけれど病的肥満の人が開腹手術する際に手術がしやすいようサービスでしたり、脂肪幹細胞を集める臨床実験で使っていた)、シリコンバックによる乳房再建などをベースにして勉強していこうと思います。そう思ったのはある本を読んだからなのですが、それはまた今度レビューしたいと思います。

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