ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

仕事と家事と育児を欲張る形成外科医

家政婦さん探し

東京に行ってから、両親の助けが借りれなくなり、また夫と職場が別になるので色々融通も利かせられず、共働きの不安を一気に抱え込むことになります。いままでもかなりな綱渡りの場面もありましたが、院内保育所もありましたし、状況としては恵まれていた方でした。

勤める予定のクリニックは通常勤務が19時までで、今の保育園だとお迎えが間にあわないのですが、東京の保育所は夕食まで出してくれて20時まで預かってくれるところが多かったのでそれについては解決しそうです。問題は発熱などで保育園から呼ばれたとき。今までは勤めている病院内の小児科に、夫と交代で仕事をしながら受診させて院内の病児保育に預けていましたがそんなこともできなくなります。

ということで、急な発熱に三時間以内に対応できて、受診もお任せできて、そのまま見てくれる病児に特化したサービス、またそのサービスでカバーできない時間帯に別のサービスを使ってシッターさんに待機してもらう、と言うのをシミュレーションしたところ、月200,000円から300,000円のコストがかかることがわかりました。

また、たまたまですが東京で住むマンションの近くに女性医師専用の保育園があることがわかりました。急遽仕事が長引いた場合にも夜10時まで預かってくれて、もちろん病気の時も預かってくれます。また、英語やその他の習い事も一緒にできます。とても良いのですが、 2人子供を預けると月の保育料がなんと440,000円になります。さすがにこれは無理。

いずれにしても、マンションをひと部屋借りて親に住んでもらうほうが安上がりです。ただそれはできないので、この出費は固定費として仕方がありません。

代わりの人がいない仕事をすると言うのは、やりがいがあるということと背中合わせなので仕方がないのですが、こんなに考えて、お金を使わないと無理なら、そりゃ子供産まないって考える専門職の女性が増えても仕方がありません。

私は自分のために仕事にしがみつきますが、子供へかける時間が少なくなることと、それが子供に与える影響についてはちょっと心配です。でもお母さんがイキイキしてないことが子供にも悪影響を与えると信じているので、頭とお金を使って頑張ります。

 

 

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