ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

仕事と家事と育児を欲張る形成外科医

早起き娘と風邪息子

朝の5時から6時半までが私の一人の時間です。でも最近娘が5時半くらいに私がいないのに気付いて起きてきます。また寝てくれたら英会話のレッスンができるけれど、そのまま起きていると難しいのでキャンセル。そういうことが続き始めました。そのためブログも書けず。

 

そしてそんな中、今週の土曜日の朝息子発熱。金曜日の夜から旦那さんは東京へ行っていません。帰ってくるのは日曜日の夜中。

・土曜日の午前中、退院を含め4人処置が必要(一人は9時半指定)。

・娘の日本脳炎のワクチン接種二回目が今日しか行けない。11時までに小児科受診。

このミッション、もともとギリギリだったのですが、(二人を保育園に預けて仕事を10時までに片付け、お迎えに行って小児科に行く)、息子の熱でさらに難問になりました。

娘のワクチン、先週済ませるべきだった。。。忘れてた。。迷ったら先にしておく。ワーキングマザーの鉄則。

 

まず朝の5時に機嫌悪く起床した息子の熱に気が付いた後、この先の暗雲立ち込める予定の一つの原因である旦那さんに、今日がどんなに大変なことになりそうかメールを送って少し憂さを晴らします。

まずとにかく娘を保育園へ。息子は病院へ連れていきます。診察室に置いたベビーカーに息子をおいて安全なように乗せてから、娘用のタブレットで動画を見させている間にすぐに済む患者さんのところにダッシュ。走って帰ってきてまだ泣いていない。セーフ。

その後しばらく診察室で遊んでいたら寝たので、その間に他の患者さんのところへ。

9時半固定の人に関しては、もう一人のスタッフに「申し訳ないけど9時半に少しだけ診察室に来て!」朝メールを送っておき保険をかけました。このスタッフに診察を任せればよいようですが、そのスタッフは男性で、診察が必要な人の中に心配性な女性の胸の診察があったのでその人は頼めず、また状態があまり良くない人の診察も細かい変化を見逃す可能性があるので頼めません(まだ新人)。

他科入院の併診している患者さんが遠い病棟にいるので、ダッシュで回ってなんとか10時ちょっと前に終了。すぐに保育園へ。

保育園に行くと、「緊急事態宣言中は発熱した児童の兄弟もお休みしてください」と言われました。朝預けるとき、先生も息子が風邪でお休みなのを伝えても何も言われなかったからセーフ、私もその事実を把握していなかったからセーフ(ほんとはアウトだけど)でしたが、本当に綱渡りです。娘は一人になるのがダメなので診察室に置いておけないのです。もし朝言われていたら、電話で指示しながら看護師さんに頼むのが最終手段です。

お迎え後、二人をつれて小児科に滑り込みました。前回、夫が二人を予防接種に連れて行ったときは、二人とも抱っこじゃないと駄目な大泣き状態になり大変だったとのことなので、ベビーカーと抱っこひも持参で臨みました。診察室で注射されることに気づいた娘が逃げようとするのを、息子を抱っこしたまま捕まえて引きずって診察室へ。帰りは丸ボーロでつりながらなんとか駐車場に戻って、任務完了。ベビーカーなんか誰も乗らず、めっちゃ邪魔。

全て終わってモスバーガーのドライブスルーに並びながら、こんな頑張らないとこの仕事続けていけないのかー、全国のワンオペ育児のワーキングマザーってほんとスーパーマンだよ、と思いました。

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