ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

仕事と家事と育児を欲張る形成外科医

読書~父から息子へ送る30通の手紙~

 読書をする時間がとれず、読みたい本が溜まっています。隙間時間は英語の勉強、昼休みは書類仕事かリンパ管吻合の練習にあててしまっているからです。特に最近子供が増えてから、自分の時間は自分で意識的に作り出さなければどんどん流れて行ってしまうので、昼休みは読書の時間に強制的にあてようかなと思っています(と、だいぶ前に思いましたが結局おにぎりを食べながら書類を書いています。。。)。

 読み終えるのに2か月かかりました。一週間に一回くらいのひとりでお風呂に入る時間や歯医者の待ち時間に1章づつ読み進めました。

自分で会社を興したビジネスマンの父からから、自分の会社に入社した息子へ、なにかイベントが起こったときに送られた激励とアドバイスが詰まった手紙です。

最初は子育ての中で役に立つかと思って読み始めたのですが、内容は子供へ向けたものではなく若いビジネスマンに向けたものだったので、むしろ今の自分自身にあてられた手紙のようでした。

手紙には息子を褒めたり激励する言葉が散りばめられています。息子さん大好きなんだなーと思います。でもその中に本当に伝えたいチクリと刺さるようなアドバイスが織り交ぜてあってバランスが上手だなと思いました。そして最後におしゃれな”〇〇より”の一言。

自分がいる世界とはまた違う厳さがあるビジネスマンの世界を少し垣間見ることができました。

産後ダイエット②

妊娠すると20㎏近く体重が増えます。子供を産むと5㎏位すぐに減って、その後自然にむくみがとれて合計10㎏は努力なしに痩せるのですが、混合栄養で母乳が少なめなためか(早い仕事復帰を目指して、誰でもお世話ができるよう混合栄養です)なかなか体重が減りません。産後はあちこちが痛く、夜中の授乳も頻回のため体も疲れて運動もできません。産んで一か月位すると強い痛みは取れてくるので無理のない範囲で動き始めます。

私は帝王切開だったのでおなかの傷の痛みが一番でしたが、これは1か月でほとんどなくなりました。さすがに力を入れると痛いので腹筋はできませんでしたが(しちゃだめ)、室内でできる有酸素運動Youtubeをみながら産後一か月から始めました。食事は母乳のことと体の回復のことがあるので減らさず、間食をなるべく控えるくらいでしたが頑張って子供を産んだあとなので、自分にあまり厳しくしませんでした。ただ、暴力的な食欲(主にポテトチップスに対する)は産むと不思議なことに無くなりました。仕事復帰した時に息切れしないよう、有酸素運動を一日合計1時間くらい、あとはおなかに力がかからない筋トレを少ーしずつ始めました。

復帰してからは、スクワット、腕立て、腹筋は毎日、食事制限も厳しめにしていきました。朝、自分たちの用意と子供の用意をしながら隙間時間で終わらせます。食事は紆余曲折を経て、朝はいつも通り(ヨーグルト、フルーツ、ミロ入りプロテイン、コーヒー)、昼は三分の一が麦のおにぎり一つ(週に一度まとめて作って冷凍しておく。今週はゆかり味)とゆで卵一つ、夜は野菜多めのメニューにしてご飯は食べずにおかず中心に食べる、間食はナッツの小さい袋一つ。平日はなるべくこれを守って、土日はゆるめにお菓子も食べます。でも自分で作る揚げ物が好きなので、夜ご飯は揚げ物もジャンジャン登場します。一昨日は、白身魚を揚げて野菜のアンをかけたのですが、つい冷凍庫に残っていた甘い切り餅も揚げてしまいました。唐揚げも作ります。ただそういう時はサラダを2種類作ったりして野菜量をさらに増やしています。

このプランだとゆーっくりですが確実に体重が減っています。まだベスト体重には戻りませんが、以前のズボンが入るようになりました。座ると破けそうなくらいパツパツですが。

もう一つ良かったことは、消化管への負担が減ったためか便秘が解消しました。私の仕事量、年齢などからは以前の食事は食べすぎだったのだと思います。ダイエット中でなくてもこのくらいがちょうどいいようです。

私に触発されて旦那さんも筋トレがはかどっているようです。もうすぐ二人とも40ですが、かっこいいカップルになれるよう頑張ります。

 

 

最近の英語の勉強

仕事が始まってから、ちょこちょこケアレスミスが続いています。どれも大きな問題になるわけではないのですが、仕事が仕事なだけに気を引き締め直さないといけません。自分がまだ本調子ではないのはわかっているので気を付けているつもりなのですが、外来が忙しいときなどつい細かなところが抜けてしまいます。メモもとっているのですが、、、自信を無くしてしまいます。

 

最近は隙間時間に勉強するのは変わりないのですが、TEDの好きな講演のサブスクリプトを印刷して、それを見ながら単語を調べたり、英語のリズムを真似したり、大体頭に入ったらシャドーイングをしたりしています。飽きっぽいので色んな勉強方法を試してみています。youtubeで最初は0.75倍速で聞いているのですが、ある時そのまま日本語のチャンネルに代わってしまいました。みっちゃん&せいけの英語のちょっとした知識を発信しているお気に入り登録をしているチャンネルです。家事をしながら聞いていたのですが、気づいたのは、日本語のチャンネルも0.75倍速の方がついていきやすくて理解しやすいことでした。今度から0.75倍速で聞いてみよう。そしてyoutubeで勉強するときは登録料を払って広告が入らないようにするのが必須です。していなかったときに比べるとストレスが全然違います。もっと早くするべきでした。

土日は夫婦でなるべく英語を使います。そういうとかっこよさげですが、実際はものすごく遅いスピードで、ちょこちょこ調べながらするのでとても人に見せられるような状態ではありません。そこでわからなかった言い回しをノートに書き留めています。

朝6時からはDMM英会話。これを書き終わったらDMMモードに入ります。

旦那さん起きてこないかなーレッスンの間赤ちゃんみててくれないかなー。私が英語の勉強するために起きるといいつつまだ1~2回しか起きてくれていません。私は夜中赤ちゃんにミルクもあげているのに、、、と朝からちょっとイライラ。よくないよくない。

 

 

ヘルメット治療

生後三か月の息子の頭は少し歪んでいます。乳児の頭のゆがみには大きく二種類あって、成長や発達に影響が出るため手術が必要なものと、単なる寝るときの癖でゆがむもので息子は後者です。旦那さんは、手術が必要な子供の頭のゆがみの治療をしているので息子の頭のゆがみにも敏感でした。

念のため、病院で治療が必要なタイプのゆがみではないことを診断してもらう必要があったので昨日は休みを取って頭の形外来をしている大学病院に行ってきました。レントゲンで、縫合線という頭の骨の接合面があるかどうかをみてもらいました。ここが見えないと、頭はその方向に成長できなくなり変形します。ひどい場合は骨が成長しないせいで成長する脳に圧をかけ、発達に影響が出ます。息子の縫合線はすべてありました。

その場合の治療はヘルメットを用いるものになります。頭を計測し、オーダーメイドでピッタリのヘルメットを作ってもらいます。そのヘルメットは頭がへこんでいるところに余裕をもたせてあるので、ほぼ24時間かぶり続けることで頭がその形に成長することで治療をします。頭が大きくなると、ヘルメットの内側の柔らかい素材を削っていくということでした。ヘルメットはアメリカで作られます。何かの本で読みましたが、日本は伝統的に赤ちゃんを仰向けに寝かせるので頭が絶壁は普通、アメリカではうつぶせ寝が危険と言われるようになるまではうつぶせ寝が普通だったらしく、頭が丸いのが普通だったそう。それでこの治療が生まれたのかもしれません。

問題は保育園でヘルメットが許されるかということでした。基本的にはかぶったままなのですが、2~3時間に一度外して頭を拭いたりヘルメットを拭いたりしなければいけません。汗で不潔になり、かぶれるからです。昨日保育園の園長先生に話に行き返事を待っている状況です。

ヘルメット治療ができるのは頭の成長が著しいこの時期だけ。首が座ってから半年~一年ほどのようです。

私自身も後頭部は絶壁ですし、そこまで気にしなくてもいい気がしますが、旦那さんは顔が少し歪んで目の高さが左右で違うため眼鏡の蔓にクッションを当てるなどしており、できることがあるなら治療をしてあげたいとのことでした。たしかに息子もへこんでいる側のおでこがでっぱってきています。

値段は40万円弱。また最近人気で予約が取れないらしく、サイズ調整などは向こうから言われた日に行かなければいけません。ただでさえ綱渡りの勤務状況にさらに不確定要素を足すことになりますが、保育園からOKがでればやってみたいと思います。

歯ぎしり用ナイトガード

さいころから眠ると歯ぎしりをします。自分ではもちろん気づいていないのですが、母親から言われていました。中学生くらいの時に歯ぎしりのせいで顎関節症になり口が開かなくなったこともあります。

最近年のせいか、知覚過敏になってしまいました。調べてみると歯ぎしりも関係あるとのこと。確かに数年前に歯医者さんに行ったときに、歯がだいぶすり減っていると言われました。奥歯は中心がへこんでしまっています。

そこで夜寝るときに歯にはめておくナイトガードを作りに行きました。柔らかいものは依然作ったことがあるのですがすぐにかみ切ってしまいました。今回は硬いものを作ってもらいました。

歯型を取る日、合わせる日、使ってみて調整する日と少なくとも3日行かないといけないのですが、使ってみると朝には前歯が痛くなっており、すこし窮屈なようでした。結局2回調整に行きました。二回目の調整をした夜もやはり前歯が痛くて夜中に起き、ナイトガードを確認してみると、痛いと言っていた横の歯の部分が削られていました。調整って難しいことしていると思ったけど、痛いところのかぶりを削っているだけのようです。

平日は行けないので土曜日の午後に予約して歯医者さんに行っているのですが、その時間に予約すると貴重な土曜日の午後(午前中は仕事なので子供がいないお休みはここだけ)が押さえられてしまいます。出来上がりを確認しなかった私も悪いけれど、また行かないといけないことに腹が立ち、夜中に紙やすりを探して自分で削りました。そうするとちょうどよくなりました。

ナイトガード、歯科検診もしたのですが全部で1万円弱くらいでしょうか。私にとっては昔使っていたやわらかいものよりむしろ固いものの方が違和感は少ないです。歯は大事なのでちゃんとつけようと思います。

コロナのワクチン

今週二回目のコロナのワクチンを受けました。初回はその日の夕方から筋肉痛のような痛みがあり次の日まで続きましたがそのほかの症状はありませんでした。手を前に伸ばして物をとるとか腕を上にあげるときに、いたたた、となるくらいでした。私が接種を受けた数日後から、同じ痛みを訴える人が多かったため接種と同時に鎮痛薬が配られるようになりました。

2回目のワクチンは、まず接種の前に頭痛や倦怠感が出る可能性が高いという説明を受けました。そして実際どうだったかというと、一回目と同じような筋肉痛と、翌日朝起きた時から軽い頭痛と倦怠感があり、ちょうど風邪をひいた時のような皮膚がぞわぞわする感じがありました。体調不良で休む人、高熱が出る人など強い反応が出る人もちらほらいました。ワクチンの重要性や、ここにくるまでにできる限りの安全性のチェックはしてあるだろうということは理解していても、少し怖いです。医療従事者でもそうなのだから、一般の人の中には怖くて受けない人がいるのもわかります。

ワクチンを打った後、様子を見るために15分ほど同じ場所で待機しなければいけないのですが、ただ椅子に座っているだけではなく大きなモニターにちょうど15分くらいの映像が流れていて、同じ映像になったら退室する、というシステムになっていました。一回目と二回目の動画の種類が変わっているところ、いくつかの動画をつなげているところなど、作った人の工夫がみられて面白かったです。

ワクチン後の倦怠感もあってか今週は体がきつくて、早朝のDMM英会話も休みがちでした。また気合を入れなおさなくては。

今週は旦那さんの転勤の話も具体的に決まらず、自分の身の振り方も決まらず、宙ぶらりんな状態です。このまま保険診療を続けるのか、自由診療に行くのか、それとも働けない状態になるのか、なんとなく日々の診療にも力が入りません。早く具体的に話が進まないかなぁ。

 

娘のヘアカット

先日娘の髪を切りに行きました。

2週間くらい前に私がはさみで切ったのですが、あまりにひどいおかっぱになってかわいそうなので自宅のすぐ近くのヘアサロンに予約を入れました。

ヘアサロンに行く日には見慣れたのもありそのおかっぱも悪くなかったのですが、ゴールデンウィークに旦那さんの実家に帰ることになっているので綺麗にしておきたかったので行ってきました。

最初は娘がちゃんと座っているか、不安じゃないかが気になってずっと隣で見ていましたが、タブレットアンパンマンを集中して見始めたのでつい目を離してツイッターをみていました。途中でヘアカットの方が「耳は出しますか?」と聞いてきたので、あまり何も考えず、耳を出した方がさっぱりするかなと思って、お願いします、といいました。数分後顔を上げると、目の前に男の子がいました。娘の名前はどちらかというと男の子に多い名前なのと私が耳を出すというのが致命的に影響して、どうやら男の子と思われたようです。もう引き返せないところまで切られていたのでそのまま男の子ということにしました。

連れて帰って旦那さんに事情を伝えると、「今後のために、お店の人に切る前に性別確認した方がいいですよって言った方が良かったんじゃない?」と言われました。確かにそうかもしれません。

ちょっとモデルっぽくも見えないことはないので今ではかわいく見えてきましたが、保育園の連絡帳には事の次第を書いておこう。娘は何も気にしていないのが救いです。f:id:pukkurimaru:20210406071325j:image

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