ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

仕事と家事と育児を欲張る形成外科医

家にカブトムシがやってきた

どちらかと言うと、虫が好きです。

子供の頃よりだいぶ嫌いになりましたが、カマキリとか見るとテンション上がります。

 

この前はチョウチョの羽化を目撃し、久しぶりに心が揺れました。

 

セミの幼虫なんて、持って帰らないよう我慢ができる気がしません。

 

そんなこんなで虫のご縁があって、同僚の先生からカブトムシの幼虫をいただく機会がありました。

 

以前、アゲハチョウの幼虫を郵便で送ってもらう計画が持ち上がったことがある、いつも虫を飼っている先生です。

 

トマトの苗もこの先生からいただきました。

 

そんなこんなで到着した四匹のむちむちちゃんたち。

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生き物を飼うのが子供達の情操教育?にいいかどうかわかりませんが、何かしらいろんな刺激を与えるのはいいことじゃないかと思っています。

 

実家が近ければ、実家には犬猫がいるんですが、遠いから仕方がありません。

 

カブトムシの幼虫が来ると同時に、2週間前お祭りの金魚すくいでやってきた金魚が死にました。

白雲病で塩水浴をしていて、よくなりかけていたんですが、、、

 

今日みんなで埋めに行きます。

いまは厳重にくるんで冷凍庫にいます。

泡ぶろで遊ぶ

自分が小さいころ、泡ぶろで遊ぶのが好きだったので、娘がもっと小さいときに一度試してみました。

結果、怖がってはいらず。

 

娘も4歳になって、1歳の息子と、泡で出るボディソープを無駄に出して遊ぶので、そろそろ泡風呂いいんじゃないかと思って再挑戦しました。

 

結果、娘は喜ぶ、息子は怖がってはいらず。

 

使ったのは、以前親戚からおすすめしてもらったこの入浴剤。

ボトルに何も書いてなかったので、ネットで調べて、大体浴槽に1回半、大きく円を描くようにいれてちょうどいい感じでした。

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壁の赤はお風呂用クレヨン。もうずっとそのまま。

 

子供用入浴剤にありがちな人工的なにおいもなく、つるつる滑りやすくなるわけでもなく、使い心地はよいです。

 

現在、私は眉のアートメイクの色を定着させるため、この一週間は眉毛を水でぬらせないので、ラップをはって入りますが、なぜこの時期に泡ぶろを始めてしまったのか少し後悔しました。

 

お風呂に入ろうと誘ってもなかなか入らないとき、入りなさい!と怒るのが正しいのか、泡ぶろやおもちゃで遊ぼう!と誘うのが正しいのかまだ結論は出ませんが、

どうみても子供は、遊びをせんとや生まれけん、という生き物なので、遊びの一環として誘うのが双方ストレスが少なくていいんじゃないかと言う結論に今のところ達しています。

 

ちなみに息子は浴槽に入らず、外でニコニコしています。

 

この入浴剤はおすすめです、というお話でした。

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読書 闇の脳科学

精神疾患の患者の脳にメスを入れるロボトミー手術に引き続き行われた、脳に電極を埋め込む治療法を研究したある医師の記録。

 

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その治療方法がどうというよりも、その医師の周りの人間模様が、今も昔も人間って変わらないんだなぁと興味深く、そして、栄華盛衰、諸行無常感を感じる本でした。

 

脳に電極を埋め込む、という言葉のインパクトに右往左往する一般の人々、保守的な精神科医との対立、裏切り、そして、確実に意味がある研究を行い、話題の人になっていたのに、最終的になぜか今の精神医学の世界から忘れ去られるという寂しさ。

 

体に電極を埋め込む実験、と聞くと、容易に倫理的な問題を感じさせ人目をひきますが、そもそも倫理的に許されないような状況下で管理されていた患者たちのこと、この研究が行われなければ、その非倫理的な状況下で死んでいくだけだったということは、問題にされないという人間社会の不完全さを感じました。

 

騒いだもの勝ち。

 

根本的には今も同じ。問題が何か、よりも、パッと目を引いたキャッチフレーズが重要視される。

 

この医師が正しいとか正しくないとかは、時代背景が違っていて議論はできません。

今の倫理とその時の倫理が違うから。そもそもこの本から得た情報量では偏っていて少なすぎます。

でも、色んな思惑が絡んでいたとしても、根底には善の気持ちがあったように感じるのは私が医者だからでしょうか。

 

電極なんて、いまや脳にも心臓にも脊髄にも、入れる治療があります。

 

脳科学とは違うところで、なんだか、人間って、つくづく幸せになりにくい生き物だなぁと思うに至った本でした。

読書 不登校でも学べる

娘4歳、息子1歳。まだ不登校問題までは時間がありますが、娘は若干保育園不登校気味。

 

行ってくれないと困るので、無理やり預けますが、いつも保育園の玄関付近でひと悶着あります。

 

保育園の先生も慣れたもので、泣きわめいていてもさっと抱っこして連れて行ってくれるので助かりますが、これが小学校にもなると厳しそう。

帰りがけはご機嫌なので、大嫌い、というわけではないようですが、家で好きなように過ごす方が好きなのでしょう。

 

こんな状態だから手に取ったというわけではないのですが、子供が不登校になったときの心配はやっぱりあるので、ツイッターに流れてきたこの本を読んでみました。

 

 

 

結論、頑張ればどうにか方法はみつかりそう。

 

今まで通りの仕事は続けられないかもしれませんが、子供が引きこもりになる道だけではないことがわかって安心しました。

 

コロナ禍でオンライン学習が身近になったのも後押しして、学校に行くだけではなく、オンラインで学ぶ、という選択肢が一般的になったのは良いことだと思います。

 

それだけではなく、自然の中で人間関係を学ぶようなスクールや、個性あふれる個別指導の塾、色々な選択肢があることがわかったので、不登校になってもお先真っ暗とあきらめずに、方法を探す希望を持つことができました。

 

読み物としても面白いので、おすすめです。

 

 

たるみと戦う糸リフト 顔面に86本!

銀座院の先生に糸リフトをしてもらいたいと思いつつ、はや数か月。やっと予約が取れて行ってきました。

 

今回のメインはショートスレッドと言う短い糸。引き締め目的に入れるものなのですぐに顔が変わるものではないのですが、たるみ予防に皮膚の下に仕込む感じ。

 

短いものを格子状に入れていくのですが、顔面に100本入れてもらう予定でした。

以前自分でしたときは途中でギブアップ。自分に自分で針さすのは、深層心理でストップがかかるようで、、、。

 

それに加えて、フェイスラインを引き上げる糸を6本。これは今回のメインではなく、おまけです。カベルライン(脂肪溶解注射)のおかげでかなりたるみは気にならなくなっていました。

 

さて、ショートスレッド。やっぱり痛いのは痛いです。

我慢はできるけど、3か月に一回は嫌だなー、1年に一回ならいいかな、という感じ。

歯医者さんで虫歯を削られるのと同じくらいのイヤさ。

痛みの感じ方には個人差があるので、そこは人それぞれだと思います。

 

流石に80本入れると内出血はしっかりでます。

100本入れる予定が80本になったのは、もう大体全体に入ったというところで私がもういいですと言ったから。

 

フェイスラインをすっきりさせるためのロングスレッドは、通常ほうれい線もマリオネットラインもするなら片側3本で済むってことはないのですが、結構効きました!

 

予想外だったのは、私の場合、フェイスラインを持ち上げると韓国の女優さんのようなとがったシュッとした顎になるわけではなく(顎が発達してないから)、引きあがったお肉のために丸顔のリスみたいな顔になること。

これはこれで若々しい。美人ではないがかわいい感じのフェイスライン。

 

しばらく熱いお風呂やサウナはダメなんですが(内出血と腫れがひどくなる)、医者は言うこと聞かないあるあるで熱いお風呂に入りました。寒かったからね。

 

そして昨日の休日、夫と休みが被ったのではじめてジョイポリスにいってきたのですが、回転系のアトラクションが多く、この顔でさかさまになり続けていたので、腫れが引きません。お風呂好きなので、休日はよく一人風呂を楽しむのですが、熱いお風呂も3回はいりました。

 

ということで、いまは打撲痕があるリスみたいな顔で診療しています。

腫れが引くのが楽しみです。

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試行錯誤子育て

 

最近読んだ子育て本で、なるほどなるほど、と思いながら読んだ本です。

頭が良くなる本ではないのですが(そんな薄いハウツーだったら読まないかも)、子供の生態とその付き合い方がわかりやすく書いてあります。

 

今の小さい時期、子供にとって何が大事なのか、ひとつの解決策を提示してくれていると思います。

 

私がとにかく大切にしているのは、自己肯定感を育てることです。この本はそこが一致しているのですんなり読めたのかも。でもこれが難しい。

 

自分は大切な存在だ、と思ってもらうことと甘やかすことはちょっと重なってしまうところがあるので、どこまで譲ってどこから止めるか、の判断が難しいです。

 

お行儀をどこまで重視するか、親の都合を押し付けるのはだめだけど、そうせざるを得ない時もある。毎日ジレンマです。

 

とにかくなるべく目を見て遮らずに話を聞く、ほめるところを逃さない、約束は守る、大好きなことをことあるごとに伝える、この辺は夫と共になるべく実践しています。

 

一緒にお風呂に入ったとき、お風呂のお湯を口に含んで、ぶーっと出すのを見ながら、お行儀が悪いと注意してやめさせるべきか、飲まなければいいと言うべきか、悩んだ末、お行儀が悪いことだからお家でだけにしようね、と言いました。これが正解かどうかはわかりません。でも思う存分、ぶーってするのも子供にとって大事な気がしたので。。。

 

篠原さんの本は他のものも面白かったです。

また一冊注文中です。

 

 

 

脂肪溶解注射を自己注

また自分の顔で実験していました。

 

倉庫にあったギリギリ期限切れの脂肪溶解注射。まだ大丈夫と判断して自分の顔へ。

 

流石におなかの二段腹をどうにかするのは厳しい脂肪溶解注射ですが、顔のちょっとした脂肪にはとてもいいです。

 

今の時点で二回ほど、ほうれい線の上と口横に打ちました。

効果は、プロの旦那にはわかるけれど素人の家族にはわからない、本人的には大満足という絶妙な変化具合です。

 

溶けすぎることもないので安全、減った脂肪は戻りません。

 

打った直後は2~3時間ぷっくりしますが、寝る頃には落ち着いています。

翌日は少しむくんでいる程度。

 

絶大な効果を目指す人にはお勧めしませんが、ちょっとしたたるみやもたつきを気にされる美容に敏感な人にはとてもよい治療だと思いました。

 

後1~2回したら完成かなぁ。あまり痛みもないので、それもよいです。

 

今月はショートスレッドもするんだ!楽しみ。

 

今後は何かしらの形で、いろんな施術風景を発表していこうと思います。

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一番腫れてる時でこんな感じです。

ぷっくりしていて、名実ともにぷっくり丸。

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