ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

仕事と家事と育児を欲張る形成外科医

コロナワクチン

1ヶ月くらい前にコロナのワクチン接種を二回とも終わらせました。

コロナのワクチンについてはみんな打つ前からそわそわしていて、すごく痛いらしい、打ったあときついらしい、事務のだれかが倒れた(たぶん無関係)など怖い前情報が流れていました。

一回目は、注射はほとんど痛くなく、接種した夕方から打ったところの筋肉の痛みが強くなり、特に腕を上げたり前に伸ばして何かを取るという動作をすると強い筋肉痛のような痛みがありました。次の日まで痛かったのですがそれからはすっと治りました。インフルエンザのワクチンのように腫れることはありませんでした。

二回目は、注射は変わらず痛くはなくて、でもやっぱり同じように筋肉痛があります。そして少し腫れました。注射の前に受ける説明で、かなり高頻度で発熱と頭痛、倦怠感が来ると言われましたが、確かに翌日少し頭が痛くなり、風邪をひいているような寒気と倦怠感がありました。

旦那さんは二回目を打った夜中に激しい震えがきて眠れなかったとのこと。外来の看護師さんは体調不良で早退されたし、高熱が出たドクターもいてインフルエンザより副反応は強いようでした。それでも症状が出るのはみんな次の日だけでした。症状が長引いた人は私のまわりにはいません。

知り合いの開業の先生は、自分はワクチンを打っていないのに、高齢者へのワクチン接種のお手伝いを頼まれたとのこと。いかにワクチンが足りてないかが伺えます。

高齢者にも私たちと同じように副反応が出たらきっとパニックになって打たない人が増えるのではと心配していたので、高齢者ほど副反応が出にくいと聞いてそれは少し安心しました。

医療従事者の中にもワクチンのことを過剰に怖がって接種しない人もいます。確かに今回初めて打つ薬で副反応が強いと言われたら、不安に感じるのも無理はありません。今回は2回目のワクチンを打つ前にこんな症状がでますよと説明があり、解熱鎮痛剤がくばられたため、そこまで不安には感じませんでした。今は他国での有効性が少しづつ報告されるようになってきているのでさらに不安が小さいと思います。副反応が小さいという高齢者の接種が終わり、若い人が打つようになってきたときには、副反応が高率に出ること、でもそれはほとんどの場合一日でおさまることを事前に説明して、翌日はお仕事をお休みすることをお勧めする(私はそれがいいと思います)こと、などしっかりと事前説明をすることでワクチン接種が順調に進んでいけばよいと思います。

 

 

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