ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

仕事と家事と育児を欲張る形成外科医

生産性警察の話

最近忙しく、時間がない(ずっと言ってる)ので、すべての時間、何かしら意味があることばかりしています。

だらだらする時間がない。

 

これって、効率が良いようで実はよくない。

ある程度スケジュールに余裕があること、ただただぼーっとリラックスできる時間があることはとても大切なことなのです。

 

ぎちぎちに何かしていると、新しいアイデアや色んな工夫も浮かんでこないし、そもそも、こんなに働いてばかりの人生ってなに?みたいな疑問もわいてくる。

そのぎちぎちに働いている内容も、流れ作業のようになってしまって、クリエイティビティが失われていってしまうのです。

 

というような話を同じくぎりぎりで仕事をしている旦那さんとしていて、その中で、生産性警察、という概念が生まれました。

 

生産性が高いことをしていたら取り締まる警察です。

 

そうやって自分の生活を振り返ってみると、なにもかもが何かしらの生産性を期待している行動になっている。楽しみのための時間、自分を休ませる時間、がほとんどありません。そのせいで、自分自身が自分の人生からのけ者にされているような状態になっています。

本当は片付いた部屋でコーヒーとお菓子をセットして本を読んだり、そのままお昼寝したりしたいし、手間がかかる料理をして工程も楽しんで食事をしたりしたい。

 

そういう自分のためだけの時間が、その人の雰囲気を濃いものにしていくと思うのです。

 

この忙しい時期だけは仕方がないと生産性の波にのまれてもう数年。

そろそろ働き方も調整しないとかなあと思います。

 

最近の生産性警察案件。

 

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子供を二人足にのせてご飯を食べさせながら、腹筋をする罪。のんびりテレビでも見ればいいのにね。なにかしちゃうんだよね。

 

 

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