ジブリは五感を刺激する
引っ越しするたびに、ハードディスクに保存していたジブリが消えますが、大体年に一回金曜ロードショーであるので、また撮りためます。
またひと通り溜まりました。
今までは、主に夫と私の楽しみとして見ていましたが、4歳の娘はストーリーを理解できるようになってきたので見せています。
1歳の息子もなぜかトトロは言えます。そして歌もなんとなく知っている様子。保育園で歌うのかな。
最近見ていたのはポニョ。いつも感心するのは、ストーリーだけでなく、各所に挿入されている、自然やモノの、存在感を感じさせる描写です。特に自然現象に関しては、ドキドキするような、畏れる気持ちが湧いてきます。
近いのは、小さいころ、台風の時に外に出てみて感じた感情です。
海水の圧倒的な量とか、嵐の時の波から感じる恐怖心、暖かい飲み物からもらうほっとする気持ち、地上と進み方が違う水の中の世界、などなど。
ポニョのお母さんが持つ神秘性も、表現が、さすが。
触覚や嗅覚など、視覚以外を刺激するのがとても上手。だから見ていて楽しい。
子供たちが見ている他のアニメからは、ジブリが持つ心地よい五感への刺激は感じません。やっぱり格が違う。
それにしても、間に挟まるCMの多さよ。CM多くてもジブリはみんな見るもんね。
娘はまだCMという概念がないので、毎回、もうお話終わったの?これじゃないさっきのやつがいい!と言います。
何か画像がないと寂しいので、娘と書いた猫バスのせときます。
まだ開けていないおむつのパックに乗って、猫バス!、と言って遊んでいるので、猫バス、気に入ったようです。