ぷっくり丸と一緒

ぷっくり丸と一緒~外科系女医の試行錯誤の日々~

仕事と家事と育児を欲張る形成外科医

読書~影響力の武器~

昨日のお休みは子供二人と車で30~40分くらいの実家に帰っていました。旦那さんの風邪がぶり返していたので、一人でゆっくり休んでもらうためです。

実家の庭には新しく小さな砂場が作成されており、娘はその砂場で母と砂まみれになって遊び、息子は父と母にたくさん話しかけられてニコニコでした。私もゆっくりできたし実家最高。

ひとつ仕事を始めるにあたって問題が発生しました。仕事復帰まで一週間というこのタイミングで、生後半年までは朝8時半から5時半までしかあずかれないと保育園側から言われたのです。外来が始まるのが8時半からなので間に合いません。なぜ今になっていうのか、何か月も前からわかっていたことなのに、、、というイライラで一晩眠れず。通常半年までのところ3か月までに短くしてもらいましたが、他にも書類が整えられておらずあとから追加書類が出てきたり必要なものが間違っていたり、事務的なことに関してあまり信用がおけません。いままでも持ち物の管理などで気になるところがいくつかありますが、こどもを預けているので、万が一にも子供への保育士さんの態度に影響がでたら、、と思うと強くも言えずもやもやします。子供がはっきり言葉を話せるようになれば、園の中の状況を把握できるのでいいのですが、まだ小さいのでつい心配しすぎてしまいます。

 

 Daigoさんが自分の著書の中で、影響を受けた本として紹介していたので読んでみました。これは第3版ですが、私は中古で安かった第1版を買いました。

セールストークや広告に含まれる消費者に商品を購入してしまうように仕向ける仕掛け、理解しがたい集団行動がおこる原因となった状況など、人の行動に影響を与える仕組みのことを「影響力の武器」と呼んで解説しています。

高価なものを勧められた後にそれより安い価格のものをすすめるとより安く感じる、くだらないものでも受け取ってしまうと相手に対して借りを感じて相手の言うことをきいてあげやすくなる、商品の横に魅力的な人物がたっているとその商品自体の魅力が増したように感じられる、禁止されるとやりたくなる、などなど。

これらの仕掛けは、私たちが無意識のうちに特定の行動をするように仕向けます。それは私たちが思っているより強力な影響力をもっているそうです。そういえば、思い当たることがいくつもあります。

このような仕掛けを知ることで引っかからないようにすることができる。この本はいつか子供にも勧めたい本の一冊になりました。面白かった。

 

プライバシーポリシー